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官僚機構の奴隷、役人              [おかしな帝王学]


 官僚は、官僚機構そのものではない。 官僚機構という Organization 格 で働く者だ。 この出世がおかしい。 だから、この見えない敵、官僚機構の思惑に役人は 唯々諾々と従う。 上に行けば行くほど、従う。 まるで官僚機構そのものであるように。 左様、従うから上に行ったのだ。 

 我々日本人は、無条件降伏したのだから否応もないのだが、戦前・戦中のあの陸軍省・海軍省、参謀本部・軍令部といった高級官僚たちによって率いられた組織の亡霊を戦後のいままで、生きながらえさせている。 官僚機構に敗戦時、節目らしい節目はあったのか? 彼らは、対米戦争を主催した組織だったが。 官僚機構のうち海軍省・陸軍省だけが戦争をしたと言うのか。   

 出世すれば Organization 格 と、互角に渡り合える。 人が相対すべきは、法人であるが。 人事が、人の側にない。 強欲な Organization 格 の思惑通りに、人事をまかり通らせてはならない。 まずは官僚の人事を我々の側におさめ、徹底的に見直せ。 



 国、政府、政治              [おかしな帝王学]


 国、政府と言った場合、そのほとんどは 官僚機構 をさしているように思う。 閣僚によってなる 内閣 は、各官僚機構のトップである大臣の集合であり政権そのもので、幾つかのクッションがあるにせよ、国会議員の選挙を通じて我々国民が選んでいる。 しかし首相官邸というのは伏魔殿のようなところで、入ればたちどころに監視指導の為に我々の側から送り込まれたはずの政治家が官僚機構の操り人形のようになる。 官僚機構を敵に回して政権が成り立つか? と、形相を変える。 何も敵に回せとなどと言っていない。 統御せよ、使いこなせ、と言っている。 

 政治の世界でプロレスを見せられ、政局に目を奪われ、なぜ行政を統御しないのか? と強く問い掛ける事がなければ、政府は変わらず、国も変わらない。



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