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 人を知る              [文蔵]


 知り合い や 友人 は、自分以外の人生を かい間 知る という事で。  小説と違うのは、現実としてその人格と接しているという事だ。



 知人の人生              [文蔵]


 人の人生は、多くて百人ぐらいの人間との関わりで営まれている。  親、兄弟、夫婦、親戚。  親友、友人、知人。  知人の人生を、よく知っているのか。 



 株価の乱高下              [才蔵]


 株は上がっても下がっても、儲かるという。 株価の乱高下などと言うのは、古賀氏いうとおり巨大化した博徒にとって絶好の賭場になっていることだろう。 個人投資家は逃げ遅れ、買い遅れ。 千分の一秒単位のプロに、ごっそり持って行かれる。 


 為替レートの、あや              [才蔵]


 本来、円高というのは掛け値なしに日本の経済が強いと言う事であるはずなのだが、為替レートの あや によって、おかしな事に円安と株高がセットで訪れる。  紙幣を大量に刷れば為替のレートが下がるのは、小学生でも分かる。  これは、自国の通貨をおとしめるという事ではないのか。 

 円安だと案配が悪い経済をこそ、大切にするべきだ。  貿易の幻想に憑りつかれているのは、大航海以来の 白人 の残像で。  無条件降伏したからといって、無条件にそれを受け入れる必要は無い。  貿易とは、本当に必要なものを、高い貨幣価値で有利に手に入れればいい。 


 G2 と日本 – Palm Springs Summit              [おかしな帝王学]


 L.A に一人暮らしの老人が妙に行きたがっていた パーム・スプリングス(Palm Springs) で、G2 首脳会談が行われている。  ノーネクタイで、 いい感じだ。 (ここ若者アクセントで)  おっとり刀 ではないが、急きょ開かれた米中首脳会談。 この G2 が相対する相手というのが、我ら 日本 だと言う事に。 世界も、またこの日本自身も。  まだ、 半信半疑なのである。


 The Organization Case              [文蔵]


 何らかの 入りと出 のある、人の活動による 組織 を。 広く Organization 格 と、呼びならわしたい。  会社、省庁、国。 夫婦、世帯、学校、クラブ、同好会。  ブラックボックス (Black Box) そのものであるこれらを見ると、さらに無生物的なものでもあたかも 人格 のような Organization 格 を持つのではないかと思う。 

 最小の単位は、人間では個人という Organization 格 で。 もとより、生命体とはたとえ単細胞生物であっても、ひとつの Organization 格 だ。  人のような人格を持つものは人間の所産であってそれが問題なのであり、それ以外は自然のすることで心配ない。


 自公連立と組織票              [天成人後]


 なにか公に関する事で困ったことがあったら、共産党 か 公明党 の議員に持ち掛ければ、熱心にそれに取り組んでくれるという。 庶民の政党、弱者の味方という事で、この両者は似ている。 赤旗 と 聖教新聞 。 ただし頼み事をすれば、それ相応の付き合いが求められると言う。 経団連、労組、官僚、電力、大企業。 これらに加えて 米国 に決して逆らわない 自民党、そして 民主党。 この他、石原維新やら。

 共産主義と資本主義なのだから連立は組めないだろうが、 もう片方のカルト系とは、まるで庶民の口封じのようにえげつなく連立を組む。 この えげつなさ というのが、自民党の強さの本質であり、自公連立の強さである。 選挙で勝ち政権を握ると言う事を、どれだけえげつなくとも成しうるかというパラダイムの勝者が、自民党なのである。 

 組織票を認めない。  選挙の問題は、ここに尽きる。


 普遍的価値を示せ              [おかしな帝王学]


 G8 サミットに向けて、現安倍首相が 普遍的価値を共有する国々との関係をさらに飛躍させていきたい、と発言する。 普遍的な価値とは何か?   ポスト近代 に向けて 日本 は、人類全体の地球全体の 普遍的価値 を 静かに提唱していきたい。 

 自然を敬う、Organization 格 を統御する。  人の気持ちを思いやり、物事に勤める。   経済より哲学を重んじる。


 トイレ、風呂、台所、 そして 冷蔵庫。              [びんぼうのすすめ]


 家計を一にするとすれば、一言で済んでしまうが。  トイレ、 風呂、 台所、 そして 冷蔵庫 を共有する。  これを家族、世帯というのではないか。 

追記:
世帯は個人に次ぐ、Organization 格 の単位である。  この上に会社や各種団体、国がある。


 原発を売るなら、廃炉の技術を売れ。              [おかしな帝王学]


 安倍総理がトップセールスで、各国に日本の原発を輸出しようとする。 福島の現状を、どう考えているのか。  お札をじゃぶじゃぶ印刷して、というアベノミクスに人々が惑わされ。 のど元過ぎての原発より、口に入れたばかりの株高に我を忘れると。   日本国民は、なめられたものだ。


 公務員改革はどこに行った?              [天成人後]


 ブラジルでは、公金のあり方についての不満が引き金になって、暴動まで起きているという。 驚くことに、ワールドカップなど止めてしまえと叫ぶ。  ウォールストリートを占拠せよ (“Occupy Wall Street”) は、金融を操る Organization 格 に対してのものだったし。 「アラブの春」 と呼ばれたものは、独裁的な政権に対してのものだった。 中国では体制が被った仮面 に対して、情けない民衆は大暴れする。 どこも、国、企業、会社などというものに。 つまり Organization 格 に対し、怒っているわけだ。 

 ここまで 経済至上主義 が、 自由主義経済 という題目で世界を席巻する。 二十世紀から二十一世紀にかけて人類社会をおそった、このえげつない現象は。 その少し前に起こった、軍事のえげつない現象と合わせ。 決して、人類にとって意味の無い事ではない。  いいだろう、だったら経済、金の流れと言う事で。 あらゆる Organization 格 、とりわけまずは 国 というものを見ていけばいい。 

 公金の集め方と、その使い方。 民主主義の原理運動では、不特定多数から集めた金は 公金 と呼び。 大企業のみならず、会社で社会から稼いだ金は、すべて公金である。 

 先の政権交代前、公務員改革が声高に叫ばれ。 税金を筆頭とする 公金 の使われ方が、よく取り沙汰された。 ここのところ、とんと聞かない。 復興増税のえげつない流用が明らかになっても、消費増税はやむなしの空気が支配的だ。 税、公金はすべて、広義の意味での公務員の手を通る。 増税、つまり input を増やしても。 すぐに足りないと言い出すのが、国、行政、政府という Organization 格 だという事はまた、日本だけの問題ではなかったようだ。 

 で、日本の公務員改革は。 どこにいった?


民主党三代 Vol.4 – その敗因              [近過去]


 民主党という政党が躍進し政権を握り、そして今このように細りしぼむ。 ここを見つめなくては、次の日本は無いだろう。 

 昭和三十年に誕生した自民党政権はそれ以来、事実上 日本の政治を支配してきた。 1993 年の細川政権と2009 年の民主党による政権交代を除き、与党であり続ける。  前回は米ソ対立の終焉を受けてのものだったが、今回は何だったのだろう? ソビエトに続いて、何が消滅したのか。  そんな時にだけちょっと政権から転げ落ち、すぐさま返り咲く自民党政治とは、なにか。

 政権交代に際し我々が望んだのは、公金の流れを一手に担う 公務員 の改革と、対米隷属からの脱却だった。 経済は、それについてくるはずだった。  霞が関、米国と、共栄そして隷属する自民党政治にはうんざりだったはずだ。

 いってみれば、自民党側の勢力は第一代鳩山の時から えげつなく 足を引っ張った。 検察権力を使い、小沢を追いやった。 理想に酔い漂うかのような鳩山由紀夫に対し、世事に異常にたけた小沢一郎を遠ざけ。 マシュマロを気球にして、飛ばしてしまった。

 小沢氏が、どこからどう見てもおかしくない資金の集め方をして、鳩山氏がもう少し世事に長けていたら。 ない物ねだりはやめにして。 自民党と変わらないところと、まるで共産党や社民党のような浮ついた理想。 このバランスがとれなかった事が、民主党の敗因だ。 


≪ 民主党三代 Vol.1 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-10
≪ 民主党三代 Vol.2 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
≪ 民主党三代 Vol.3  -  鳩山由紀夫の普天間  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-27


アベノミクスとサーベラス              [Pub 居酒屋]


西武とサーベイランスの戦い、株主総会でちょっと凄いね。   株主ってのが言うには、期間限定で破格の1400円で買うと聞いて飛びついたら。 サーベイランスは、何度もその限定期間を延長したらしい。       まあ、マネーゲームってくらいで、ゲームだからな。    勝つためには、何でもやるよ。      あれ?西武って、まだ上場してないんだ。。。     なんか不祥事で上場廃止になったんじゃなかったっけ?       また上場したいんなら、我々の協力を受け入れろで強気なのかな。     協力って、、、儲けさせろっ、て事だろ。 西武是政線 あたりは、どうでもいいってことよ。       「 アベノミクスがうたう日本への海外投資を促進するような成功例にぜひなってもらいたい 」 、、     安倍総理?   いやぁ、サーベラスの日本代表。


デートより残業              [天成人後]


 厳しい厳しいといわれる新卒者就職採用で、今年 「第一志望に入れた」 というのが 52% で去年を9ポイントほど下回り、この五年で最も低くなったと聞く。 意外に第一志望に入ったのは多いという印象だ。 個人という Organization 格 と、企業というOrganization 格 の縁談に近いほどのお付き合い、これが新卒就職なのだろう。 日本の就職は、表札の横に 住友 とか、三井、三菱とか。 豊田だの石橋だの並んでいるようなものだ。 

 「デートより残業を優先する」、というのが84%もあり、それが八年連続で八割越えだという。 少子化の一因を見るようで、多いという印象だ。  しかしまた 何かのスペシャリストになりたい 、という意向が見られるという。 弁護士の個人事務所や、芸能人の個人事務所。 こんなせいぜい十人に満たない Organization はかなり存在するが、究極としては、個人がエージェントとして企業と対等に付き合える社会が理想だ。 

 人が生きていく為に必要な 世帯 という Organization 、これを運営する資金を世の中から集める 個人というOrganization 。 人、世帯は、ますます企業と へつらって 付き合わざるを得なくなっている。  世帯主の手にそれを取り戻そうというのが、新卒新入社員のスペシャリスト志向という動きではないかと、勝手に考える。



尚: 数字は 「民間による調査」 とだけ聞いている。 官公庁によるものと同様、「参考の数字」として捉えてもらいたい。


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