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日本維新の会。  原発は、アイドルの音楽か?      [おかしな帝王学]


 橋下徹大阪市長が、あれほど 「 再稼働なんて事を政府が認めたら、これは大変な事になると思いますよ 」 と言っていた大飯原発再稼働をあっさり容認した時。 政治家と言うものは 清濁あわせのみ 、一時不本意な事でも首を縦に振らなくてはならない事もあるのだろう 「 機を見て再び攻めよ 」 とあえてエールを送った。 

 その後、自身は大阪市長という立場があるので国政には出られない、だから維新の会の顔として自民党総裁になる前の安倍氏を、といった話が伝わってきて。 違和感を感じた。 この話はすぐに消滅したが、今回の衆院解散を受けて、かねてより思わせぶりに会談を重ねてきた石原慎太郎氏を党代表にむかえた。 原発の問題でぶれる維新の会を見て、小沢氏でなく石原氏を選んだ彼の限界を見るような気がする。

 自民、公明、民主、そして 日本維新の会 のどこがどれだけ取ろうが取るまいが、結局これらの組み合わせで政権を構成しようという腹ではないのか。 なんだかAKB仕掛け人の秋元氏にとっての音楽と同じくらいにしか、橋下氏は原発を見ていないのではないかと感じてしまう。


ウイルス / Virus              [文化の日]


 微生物を目で見る事が出来るようになったのは、顕微鏡が出来てからで。 生物で最も原始的な、単細胞生物がその限界だった。 細菌はそこに含まれる。 顕微鏡とは、光学式の顕微鏡のことだ。

 1930 年代になって、電子顕微鏡が現れた。 ここで初めて我々は、ウイルスを目にする。 白黒ながら、解像度抜群の革命児だ。 遺伝子を有機体としてならしむ構造を持った単細胞生物としての細菌とは、桁違いに小さな。 遺伝子だけを、狡猾な殻で包んだ。 宿主に感染する事のみで生物的存在となる、情報だけの塊だ。 


再稼働こそが 絵空事 ではないのか          [おかしな帝王学]


 廃棄物の処理を言うなら、原発再稼働こそが 絵空事ではないか。   「 脱原発とか 卒原発とか言ってますね。 再稼働しなければ安全だと思い込んでるようなところがある 」 と、生番組を持つ元政治記者が言う。 間抜け、と言いたいらしい。  「 使用済み核燃料をどうするのか、誰も言ってない。 脱原発は絵空事。 」と、鬼の首を獲ったように言う。 誰が?すでに溜まってしまった核廃棄物を、見落としているものか。  それを、びた一文 増やしたくないという思いが。 再稼働を認めない、という思いなのだ。


祝・北朝鮮ミサイル発射成功              [才蔵]


 繰り返すが、北朝鮮と言う国は一人で立ってはいられない。 まず、中国。 ここが最大の支援国であり、言ってみれば毎日餌をやっている。 中国無くして、北朝鮮と言う国は存続し得ない。 そして中国に百兆円前後の国債を買ってもらっている米国にとっても、中国と言う国は無くてはならない国になっている。 違うか?

 変動はあるものの、やはり百兆円前後の巨額の米国債を引き受けている 日本 は、やはり米国にとって無くてはならない国だが。 吉田茂以降 独立とは名ばかりの Sophisticate された属国支配手法で、脅威を立てれば牧場の牛や馬のごとく、簡単に首を縦に振る。 自民党は、その出先機関のようなものではないか?

 ネズミの駆除業者にとってのネズミと、脅威を声高に叫ぶ連中にとっての北朝鮮は同じではないかと申し上げている。 大切な選挙の前にこんな事をさせて。 本気で根絶駆除するつもりがあるのか?

 いまや世界の二超大国、G2 と言われ。 この二国が首を縦に振れば、世界中のあらゆる事が決まるとまで言われる 米国と中国。 この二国に、北朝鮮のありように対しての責任が無いとでも言うのか?


消費税解散、ではないのか          [民主主義の原理運動]


 ドラキュラの生き血のように、税、公金だけしか口にしないと。 ばけものに憑りつかれた霞が関は、言う。 これに完全に与する、自民、公明、民主。  消費増税を、見よ。

 野田総理の思惑。 つまり、おそらくは霞が関の思惑でもあろう TPP があっけなく、原発に置き換わり。 消費税に、戻る。  正当性としては、 消費税解散であるべきだ。

 今回の選挙の争点は、 消費増税 ではないのか。 


まったく自分と意見が同じ政党が、無い。          [民主主義の原理運動]


 今度の選挙ほど迷う選挙は、そうないのではないかと思う。 国民は皆なにかを言いたいのに、諸手をあげて賛成という候補者も政党も、無い。 もっとも、そんなものはもとより無い。 そんなものがあるのなら、それは利権か宗教だろう。 国民が賢くなれば成る程、政治はそうなる。

 さて。 霞が関がこのままで、消費税だけを増税する。 これに与する、自民、公明、民主の三党。 この三つで、どう転んでも安定過半数の情勢だという。 いいだろう。 民主主義の原理運動とは、大きな盤面に向かって将棋を指している我々、のようなものだ。 三年や四年にいっぺんの国政選挙というやつだけに、我々の発言が許されるというような。 白紙委任状のような国政は、もう成り立たない。

 何とも言えない世論という圧力で、国民が政治を操った方が。 この国は、もう うまく行く。 人類史上初の、まっとうなポピュリズムが現出するだろう。 やがてまっとうな世論を発する側から、国会議員が現れ。 現存する国会議員は、ロビー活動の集団になればいい。  


参照:
≪ ポピュリズム ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-09
≪ 悪しきポピュリズムと小選挙区制 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-11-19


ポスト近代こそが、 近代 。              [文化の日]


 大陸間弾道核弾頭ミサイルをお互いに向けあって、国と言う Organization 格 が対峙する。 そこに、北朝鮮あたりが入ってくる。 中国にしろ、近代でのありようは。 まるで、そこに至る過程でこうむった落し前 のように見える。 

 ポスト近代などと言われるものこそが、近代であり。 これまでの近代というのは、それへの序曲だろう。


野田代表、辞任。          [民主主義の原理運動]


 野田佳彦氏が、やっと民主党代表を辞任した。 筋で行けば、三党合意とやらで消費増税法案を通した時に辞任すべきだった。  四か月も遅い。  今回に匹敵する議席を集めた 歴史的政権交代の際に提出した民主党マニフェストであまた並べた中、一言もいっていない 消費税の増税 を。 彼は政治生命を掛けて、通した。 ならば、それと引き換えに 代表を辞任すれば良かったではないか。 であったなら、我々は 武士道 にのっとった 戦い もする事が出来ただろう。

       彼らの戦い方は、武士道とは程遠い。 


やばい。 小選挙区制              [才蔵]


 2005 年の小泉郵政解散選挙、2009 年の政権交代選挙。 そして今回の自民政権復帰の選挙。 一人当選の小選挙区というのが、やばい。 二大政党制を前提のこのオセロのような制度は、改めるべきだ。

 しかも。 定数是正が行われるのはいいとして、比例議席にかたよった定数削減が何故か言われる。 歳費をカットすればいい。 小選挙区制をそのままにしてそんな定数削減をすれば、振り子のように行ったり来たりをするだけだ。 喜ぶのは誰か?


追記:
 これに加えて、一院制にすべしと言う話がある。 衆院が小選挙区制のままで参院を無くしたら、身の毛がよだつ。 どこに都合が好いのか、国益の観点からよくよく考えるべきだ。


悠然と構えていた無党派層は、足をすくわれた。      [才蔵]


 いまや最大多数派となった支持政党を持たない無党派層は、それでも悠然と構えていた。 みな、一言あった。 選挙制度・ルールのあやで、ここまで自民党が持って行くとは。。。  自公で三分の二という今回の選挙結果が、国民の世論を正確に反映しているとは決して思わない。 


民主党三代 Vol.2              [近過去]


 政権交代選挙前から西松事件はじめ、小沢一郎の追及が始まった。 代わりに立った民主党第一代 鳩山由紀夫は、石橋閥に属する特権を叩かれ、沖縄の普天間基地問題で丸裸にされた。 霞が関を統御せよという国民の声は、事業仕分けなどというプロレス・サーカスを見せられごまかされた。 裏では、司法制度を駆使するような小沢裁判が続いた。  官僚機構に逆らい、まして米国に逆らうならどうなるかと、延々思い知らされた。 


≪ 民主党三代 Vol.1 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-10
≪ 民主党三代 Vol.3  -  鳩山由紀夫の普天間  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-27
≪ 民主党三代 Vol.4 – その敗因  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-24


ならば、米国と相対すか。              [民主主義の原理運動]


  事の順番としては、官僚機構。  そして、その次に 米国 があるのかと考えていた。  今回の選挙結果を見て、少し考えを改めた。  武士道 にのっとって、じかに 米国 と相対した方が いいのかもしれない。 

   近代と、 ポスト近代の 戦い となる。


 近代は、自然を敵視した。              [苔の生すまで]


 ポスト近代は、自然と調和すべしと訴える。  アニミズム といま下に見られる感覚が世界人類の共通項になった時、ポスト近代 つまりは真の近代がおとずれる。 その道先案内人が、日本以外にあろうか。 



活断層でない事を、証明せよ。               [才蔵]


 原発を運営する側にいま求められているのは、敷地周辺で指摘される地層が活断層でない事を証明せよと言う事だ。 活断層でない可能性をあげよ、 と言われているわけではない。  間抜けな勘違いも、 いい加減にしてほしい。


我々の賃金が上がるのは、最後の最後だろう。          [天成人後]


 日本のお金の発行元である日銀が、貨幣に比べて圧倒的に安く済むであろう 紙幣 を、大量に印刷し。 それで Organization 格 がうるおい、然るべくして我々の給金が上がるという話がある。 それで物を買うようになれば、インフレになり景気が良くなる、という。 一見、つじつまの合った。 どころか、バラ色の政策 に聞こえる。

 現在、この近代と言われる社会でも。 法は、世帯と呼ばれる家族の Organization 格 までしか統御していない。 それ以上の会社・企業や公官庁、まして国など。 本来の Organization 格 であるところの我々個人、その総意で統御しているとは言い難い。 ここをはっきりしようと言うのが、民主主義と言うものだろう。 民が主と言うその民とは、最小単位の個人という Organization格 の事だ。

 彼らの戦いは、経済 そして 武力 である。 武力は経済なくしてあり得ず、近代の序曲はその武力が極端に突出し。 ついには核兵器まで行き着いた。 現在はそれを載せて分単位で到達する ミサイル まで、何か国もが持ちだしている。 個人という Organization 格 においての最終兵器、拳銃を。 核ミサイルという形で、国と言う Organization 格 が持ちだしている。 なぜこのような事がこの現代においても通用しているのか? 我々はその自然科学における発展に比べ、徒党を組んだ者たちを統御する、と言う事においては甚だ未熟と言う事ではないかと思う。

 さて、経済である。 経済はお金の流れ、と言う事であろうが。 すべての経済活動は Organization 格 を通過している。 個人と世帯は時にイコール( equal )だが、確実にその上には会社・企業などと呼ばれる組織 Organization 格 があるのが現代と思う。 営利追求が第一義としてはばからない、企業 が。 本来その上の、 国 と言うOrganization 格 を凌駕しかねない勢いだ。

 高井戸あたりにある広大な運動場など含め、企業の内部留保というのが言われる。 将来の見通しが立たず貯金して備えるのは、経済第一義のOrganization 格 としては当たり前の事であり。 それをとどめるのは、法でしかあり得ない。 その法をつくるのが、我々が先の選挙で選んだ国会議員の多数決だという。 立法府が、この「組織」。 「会社・企業」そして「公官庁」を統御する責任は重い。 その選挙が、 Organization 格 による組織票によって左右されている現状は、お話にならない。

 立候補に至る経緯も含めて、組織的Organization 格 に一切関わらない国会議員が何人居るだろう。 世帯と言うまとまりまでを徹底的に絞り、団体、組織、会社、企業、といったまとまりには甘いという、現代政治の問題はこれで説明が付く。 既存の政党には、組織は統御できない。

 無理くりにでも景気を パッと見 上げ、消費増税をクリアしたら。 当然来るだろう増税不景気を理由に、末端の賃金上げなどどこかに飛ぶのが おち ではないのか。 


ポスト近代と核               [才蔵]


 敵国を徹底的に殲滅せんと、あらゆる力を総動員して戦う。 まるでテレビゲームの様な事が世界規模で実際に起こっていたのが原爆登場までの戦争で、核弾頭ミサイルが出てきてそのような事は無くなった。 核の抑止力と言われる。

 読売、正力。 広島・平和祈念館の展示を差し替えても、核の平和利用、未来の夢のエネルギーと言われた原子力発電をプロパガンダ。 核の傘、に入っていることも考えると。 核マターに関しては、米国の言いなりなのか。

 核の平和をもたらし、安価に膨大な電力をもたらすなら。 確かに夢の、核エネルギーだ。 しかしそうだろうか。 西洋人の好きな言い方でいえば、核エネルギーは神に仕掛けられた罠、だと思う。 これをどう扱うかで試されている。 水や土のように自然環境にかえせない物を出すのは、ポスト近代では認められない。


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