組織をうまく使いこなす社会 [文化の日]
同窓会で店を出た後、歩道で通行のじゃまになっていたりする事は、知らずに誰もがついやってしまいそうな事だ。 酒だけでなく、集団になって群れる事は人を酔わす。
組織もまた同様と考える。 人は組織に入ったとたんに酔う。 つまり、意識が変わる。 その酔わせたものの正体が、《 人格に対しての Organization格 》 http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2009-10-03 でOrganization 格 とさせてもらったもので、法人であれば法人格というのがあたかも一人の人間のように人格を持つ、その人格の事である。 これは全ての組織、人の集まり、Organization に存在すると考える。
この組織というやつが持つ人格は、本質的に危険な性向を持っている。 人と違って 死 というものがない。 ずっと大きくなりたがり続ける。
また、野球部がまとまって朝のラッシュの人ごみで行動すれば、それだけでも迷惑だ。 個人と同じように法人が法の前で人格を認められているのだから、法人が社会という人ごみでやって行くのには、もっと自覚が必要だと考える。
金儲けが第一と公言してはばからない、企業や。 税金でまかなわれる、公務員による組織など。 我々はこれらにこれまで甘すぎたのだと思う。
2010-03-04 23:41