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今日は雲。              [近藤 武]


 雲を見るのが好きだ。 月を見るのも好きだし、星を見るのも好き。 飛行機も気になって、何かと上ばかり見ている。 

 季節外れの十月も十二日になって、三十度越えの日が出る。 熱中症に注意だそうだ。 東京オリンピック開会式の日を思わせるような晴れの日、雲に見とれてしまった。 夏の雲、湧き上がる力に満ちた積雲が、夕暮れ近い午後の西日に北北東の空にあった。  しばし見ていると、下はちぎれた不吉な黒雲がうごめき、その上では、まるでレイバンのグラスをかけた時のように雲が膨れる。  左半分は動かず、右半分だけモクモクとのぼる。  黒雲との境では、ナイアガラの滝のような白い下向に圧倒される。

 キンモクセイの香りに包まれて、いつのまにか蚊に二か所刺されていた。 


FB と 性の営み              [近藤 武]


 Facebook というやつにちょっと前、とりあえず作っていたアカウントを少し詳しく見た。 まだなんだか良く分からないが、基本データというところの入力項目を見ると、性別を入力した後に 「恋愛対象」 の性別を入力する項目がある。 ?!  つまりストレートを前提としていないと言う事らしい。 また、その下の 交際ステータス(性的交際の現在状況) では、独身、交際中はいいとして。 「オープンな関係」? に 「複雑な関係」? とくる。 さすがその方面の先進国発のメディアだなぁと感心し、テレクラやら出会い系サイトなど最近あまり聞かなくなったと妙に納得する。 

 とりあえずのところ、なにも人との関わりに利用していない立場で感想を言うのは早いのかもしれないと思うが、なんだかそっちのにおいが。。。どうもその。 


かつての実家              [近藤 武]


 仕事の空き時間に、昔住んだ所を訪ねる機会があった。 車で動いていて待ち時間をつぶすため、現場にほど近い中学二年から二十四まで住んだ所に行った。 継母が張り切って設計したコンパクトな二階屋は取り壊され、隣の同じような家の敷地も合わせたところに、新しい家が建っていた。 裏にあった国有地、小さな小さなお宮さんがある窪地は周りと同じ高さになり花が飾られていた。 ゴミ捨て場のようになっていた頃を思い出し、よかったなあと思う。

 家の周りは銭湯も無くなり変わっていたが、隣接する団地は昔のままで、棟の間にある金網に囲まれた運動場にある玉当て的のペイントも当時と同じだった。 秋雨にけぶる団地を車で抜けると、言葉にし切れない情感が溢れてきた。  


日本対オランダ、同点。              [近藤 武]


 つい今しがた午後の10時半頃になって、ピンポンと玄関のチャイムが鳴る。 魚眼レンズから覗くと、明らかに公職とおぼしき警官の風情だ。 サッカー日本代表の対オランダ戦を、観ていた。 出るとそのマスクをした警官は、騒音の苦情であると言う。 前に隣の住民から真上の部屋の騒音についての苦情を聞いていたので、その話をする。 誰が通報元で、どこがその苦情の対象なのか。 いっこうに、はっきりしない。

 ワールドカップの試合の時間にも仕事についている人間が居るのだから、そこまで同情するわけではないが。 日本代表の試合の時間、勤務に従事する人を思いやる気持ちは。 忘れた事が無い。 まさに税金で人生が成り立っている警官が、目の前に居る。 残念ながら斜め上の部屋の騒音は、外に出ないと感知できない。

 ややもして外に出て見ると、警官は二人になり、当の隣の住民も表の道に出ていた。 そこに失礼かと思ったがほろ酔いの状態で、話した。 どうやら通報はやはり隣の住民で、真上の部屋に対するものらしい。  念のため、こちらも生活騒音と言うべきものを出しているという自覚はあるので、それが気になる際には率直に伝えてほしいと、隣家の住民と二人の警官に言い、そこを離れた。 録画でポーズにしてあるので、日本 対 オランダ戦はまだ後半なかば、2対2のままである。


追記:
同じフロアには四軒の世帯があるがどれも門燈は点灯せず、誰がいるのか、、、人の気配はしても顔が分からない状態が長く続いた。 考えあって、自分一人が電気代を負担すればただの一灯でもフロアの通路全体を照らす事を思い、つい一か月ほど前門燈をつけた。 今回はそれではじめて夜間だれがピンポンを鳴らしているのか、ドアを開ける前に確認できた。   警官だ、 誰が開けずにおられようか。

追記: 2013.11.25
いつも使う最寄駅の改札には何年か前から、毎日ではないが朝夕のラッシュ時よく長い木の棒を持った警官が立っている。 初めは山谷でもあるまいし物々しい感じで何かあったのか?と思ったが、このごろは見慣れた風景になっている。 仕事上、都内のいろいろな駅を使うが、考えてみればこのような風景はあまり見かけない。  この近辺の治安が悪化しているということだろうか。  しかしこの前 夕刻に所用で訪れたJR横浜線の矢部と相模原には同様の警官(ただし長い棒は無し)が立っていたので、駅によってはありふれた事なのだろう。  さて今夕刻、その駅前治安維持のためと思われる仕事に、上記の家の前で隣人と話していた警官二人のうちの若い方の警官が当たっていた。 先方も気が付いたようだ。

追記: 2013.12.27
その後 12/1 朝、若い女性警官が改札前に立っていたのを見た以来、警官の姿を見ない。 歳末特別警戒などというフレーズがあるように、力を入れるべき時期かと思われるがどうなっているのか? このような警察活動は今でも秘密のベールに包まれているが、特定秘密などという法が施行されれば大手を振って五十年でも六十年でも、永遠にでも国民の知るところとはならないのだろうと、ふと思う。  因みに、特定秘密保護法案は、内閣情報室、略して 内調 が法案を立案し、その内調のトップは歴代 公安系の警察官僚が務める習わしであるという。 防衛と外交に分野が止まらなかった訳だ。 スパイとテロが入らなければ、意味がなかったのだろう。  


安保法案と、山口組分裂          [近藤 武]


 山口組のお家騒動が、全国的な注目を浴びているそうだ。 同世代ではかつて、暴走族、シンナー、リーゼントにカツアゲといった日常を送っていた輩を中心に、東映の“仁義なき戦い”が大変な人気だったが、今もそれほどに市井の人々は「やくざ」の動向に、まるでキムタクやAKBがどうしたというように大いなる好奇心を抱いているのか、はなはだ疑問だ。 なぜこれほどまでにメディアは山口組の分裂騒動を、微に入り細を穿って報道し続けるのか。

 Mという元総理がいる。 昨今、新国立競技場やら五輪エンブレム問題で批判を浴びるも、いまだに組織委員会の長として君臨する。 このMは、前小渕総理の突然の死を受け、密室での話し合いで総理の座に就いた、異例の総理である。 この元総理と やくざ との関係が、まことしやかに漏れ伝わってくる。 真偽については、知り得ない。

 しかし、安保法制の国会審議が佳境に入ったところでタイミング良く日本最大の暴力団組織である山口組は分裂し、NHKをはじめとする地上波テレビメディアや夕刊紙などは、連日その動向をトップニュースとして報道する。 そして、新国立競技場の見直しの際にM元に聞かせたように、AB現総理は「エンブレムに至っては、私ももはやかばい切れません」とM元に引導を渡し得る日本で唯一の人物であるにもかかわらず、それをしない。 

 誰と話をしても、M元という元総理がどうしてこれだけの隠然たる力をいまだに持っているのか分からないとみな言うが、ヤクザとの関わり合いがあるのではないか。 もとより、日本の現在のような ヤクザ がかたち作られたのは戦後の話しであり、そこには米軍の占領政策が深くかかわっていたと言う。 興味があれば、「児玉誉士夫」を調べてみてもらいたい。

 ヤクザと同類である「日本の右翼」とされる連中が、在日米軍に日本のうら若き女性がレイプされようが、「日米地位協定」と言う決定的な、そして屈辱的な不平等協定について何も言わないという事実がある。 これらを見れば。 自民党、岸→安倍、そしてあろうことか日本の右翼、国粋。 また、占領政策によって命拾いをした、霞が関官僚機構。 ここらへんみな、一蓮托生の一味ではないかと、高村あたりが鼻で笑いそうな妄想もして見たくなる
 

追記: 2015.9.26
安保法制が強行採決されるころから、急速に山口組のメディアへの露出が減少している。 お役御免。
新国立競技場の問題では、第三者委の報告で森元総理の責任は何も問われず、文科大臣とJSC理事長だけがやり玉にあがった。



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