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軽井沢で自転車に乗っていた John Lennon         [箱根アフロディーテ]


 アポロが月に行き、The Beatles がアップルの屋上でライブをやり、Brian Jones の追悼ハイドパークコンサートでは The Rolling Stones の前座で King Crimson がお披露目デビューし、Led Zeppelin が、Elton John が、、テクノロジーと人類の蜜月期。 
 1969年というのは 人類史的に見ても、 とても大きな年だった。 この時代を多感な時期ですごした人たちを先頭に、くさびのように世界に広がった共通の感覚は、日本で言えば無党派層というものに代表される感覚に近いと思う。 

 《 国同士が武力で物事を解決して、一般市民が巻き込まれたり使われたりするのは、もう金輪際ごめんだ。 税は社会の浄財なんだから、防衛を含めて税金の使われ方にこだわるのは、民主主義の主として当然だ。 おごった人類文明がひずみを起こしてるのに、どうしてこんなに動きがにぶいんだろう。 幸せって何なんだ、こんな安上がりでいいのかっていう幸せもあるんだ。》

 こんな感覚に、日本のそれこそ縄文の時代から続く 自然を敬う感覚が混ざり合って、日本の無党派層というのはなかなか面白い成熟の仕方をしているのではないかと感じている。 そしていまあの中国でも、若年層ではそんな感覚を共有できうる人たちが形成されつつあるようだ。 欧米にもアジア・アフリカにも当然いるから、国を超えて感覚を共有する人は、ますます増えて不思議がない。



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