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複数の関係者によると、猪瀬 徳洲会より五千万円              [Pub 居酒屋]


    猪瀬直樹、東京都知事。 あの徳洲会から五千万円。 どうよこれ。         徳洲会の事件は東京地検特捜部、地検特捜の汚名挽回でいい仕事したと思ったけど、トップニュースで出てくるタイミングがな。  複数の関係者によるとって、、、、良すぎない。                       
    ああ、特定秘密法案で日本中市民の反対が出てくる中、猪瀬ネタ長引いたら騒ぎの中で 公務員内部告発防止法  通りそう。          リークってのは、霞ヶ関の醍醐味らしいね。 ぜったい特定秘密なんかに認定されないけどマスコミがむしゃぶりつくやつを流す。 これ双方一両得。  なんかの判決が出たりする日は、よく事件が明らかになったりする。                                  
   おれ、帰りの電車乗る時とか、駅のスタンド横目で見て夕刊フジや日刊ゲンダイのトップ見るの好きなんだけど、不思議と秘密保護法の事は出てないね。 メディアっても、一部なのかな。           マスコミの一部と左の連中が反対してるってことで丸め込めれば、役満ロン。                          猪瀬さん、東京オリンピック誘致ではしゃぎすぎたからな。  えっ、壇蜜くどいた!?
       アンダーコントロールの安倍さんと おもてなし のシルビアクリステル、、、じゃなくてボクの滝川クリステルちゃんは、無傷です。          



アベノミクス、九十六条改定議論、特定秘密保護法。          [天成人後]


 安倍政権がスタートダッシュで目論んだものが皆さんの評価の高い「アベノミクス」、そして 憲法改正 に向けての動きだったように記憶する。  九条を変えたいのだがそこには世論の抵抗があると言う事で、国会議員の三分の二が賛成しないと始められないと言うところを二分の一で始められるようにしようという、憲法第九十六条の改定だった。 負けそうになればルールを変える、事によっては審判も味方につける。

 違憲で選挙無効の最高裁判決が出れば、これまで通った法律が全て白紙に戻ると言う。  税によって禄をはむものとしては、立法、司法、行政と分かれていようが全て同じ者たちによる判断なのだが、組織票なるようなものが決める選挙は、税で生きる者たちの劇的な変化を許容しない。  民主主義ではなく組織隷属民主主義、ではないか。 

 国や国際的大企業が現代の覇権で、経済が覇権を握ったと言う事だろう。 国と言う Organization 格 を経済的に成り立たせているのは、税だ。  国を言う場合、税の集め方と使い方で、経済が覇権を獲った時代の判断が成り立つ。  さて、日本はどうか。 

 最高裁が違憲状態と判断する政権が、蛇が自分の尻尾をくわえるように、憲法改正を言う。 憲法は誰のためのものか。  徒党を組んだ状態ではない国民一人一人のものでは、ないのか。  なぜ、正々堂々と 集団的自衛権 とやらを訴えない。  挙句、憲法にあっているかを判断する内閣法制局の長を変える。  憲法解釈というやつで、解釈改憲が成り立つ。  この執拗さと、えげつなさは何だろう。  不利と見れば、動きは素早い。

 憲法まで改憲と言っていいような解釈で曲げる人々が、どうしてその下に位置する 秘密保護法 あたりを都合のいいように解釈し運用しないと言い切れるのだろうか。


ケネディー暗殺 - 日本初の衛星中継          [天成人後]


 真珠湾攻撃の日付が日米で一日違う頃の、近代のどうしようもない黎明期を逞しくも生き延びた人類は。 ようやく人工的な「天体」を地球軌道上に打ち上げるまでに至り、それによって現地時間が何時かが併報されるようになった。 

 同質の天体としては、月がどれだけ人類の営みに関わったかを見れば分かる通り。 一番近い 月 という天体は、それ故、特別と思う。 異質の星、恒星としては太陽が一番近い。 この太陽が恵みの総てで、核融合と言う核分裂の時代を超越する物理の総てがある。 

 さて、その人工衛星技術は旧ナチスの V2 であり。 弾頭として載せられるだけ洗練された核兵器の開発により、キューブリック描くところの 「博士の異常な愛情」 となる。 人工衛星とは、どこまでも届く砲弾を打ち上げたようなものだ。 キューバ危機があった。 

 さすが情報の国で、衛星生放送が試みられた。 その日米衛星生中継で初めて報じられたニュースは、衝撃的だった。  ケネディー暗殺 の、まだ鮮血な脳みそが飛び散るような知らせだ。 何が、ケネディーを殺し。 どんな利益を得たのか。

 国の長が暗殺されると言うようなことは、低進国という事だ。真の近代においては考えられない。 せいぜい百数十年の間にこれが何度か起こっている国が最先端と言うこの現状が、人類のジレンマだ。 人と人の間の最終兵器は拳銃で、国と国との最終兵器は 大陸間弾道弾だろう。 1969 年、ベトナム戦争の節目。 これをもっても勝てない戦争が、以来始まっている。 戦争が何を解決したのか。 


尚:
暗殺時間は日本では二十三日の未明となり、John Lennon 暗殺も日本では十二月九日の朝で、それぞれの日付と実際が妙な事に食い違ってきている。 真珠湾攻撃は、アメリカが十二月の七日(December 7th)、日本では八日だった。 


公務員内部告発予防法。              [Pub 居酒屋]


 特定秘密法案? なにあれ。           説明では西山事件やらミサイルの軌道計算やら、外交防衛関係のことばっか出てくるけど。 どういう訳か、秘密はそこには限らない、とおっしゃるんだな。          その他とか原則とか、等とか。 古賀さんあたりによく訊きたい、霞が関文学ってやつ??           江川紹子さんが言ってた 公安 ってやつ、あそこらへんどうよ。           罰するっていうのは実際起訴されて有罪になった場合以外は当てはまらないから、逮捕拘留でも罰せられてないってことだし、ちらちらどうも身辺嗅ぎまわられてるなんてのはそれこそ秘密指定で、 どうとでも恣意的にできるって事だろう。                てかさ、ここんとこホテルやデパートの食材偽装なんかも 内部告発 じゃなかった?  「あれれっ?」ってニュースはここんとこずっと、内部告発が発端じゃない。         霞が関は懲役十年食らうのに一切反発が無いなんて聞いたけど、 公務員が行政の問題を告発すれば大変な目に合うっていう、公務員内部告発予防法。   霞が関の公務員改革。 じゃね。           さすがウルマー、安倍・自民党政権。       なんか知らないけど、焦る焦る。


維新の会とみんなの党が、間抜けとされない為に。          [懲戒免職]


 もし 「特定秘密法案」 なるものが成立するにしても、与党以外はすべて反対に回り強行採決が行われたと未来永劫に語り継がれるよう、野党と言う自覚のある政党は反対すればいい。 維新 も みんな もその出自からして、自民の別動隊なのか?  防衛上のその時点における秘密の重要性はこちらも認めるが、自民は 「防衛に限らず」 と明言している。  公明? 彼らは強大な自民のコバンザメ、金魚の糞であって、自民党の言いなりだ。  語るに足らず。

 識者の指摘する通り、西山事件の時と何が違うと言って、公務員に対する罰則が最高懲役十年と格段に重くなっている。 ところが、にもかかわらず、霞が関サイドからは一切の反発が無い。  霞が関にとって如何に都合のいい法案であるか、この事実が雄弁に真相を物語っているではないか。 

 道州制を掲げ霞が関の中央集権を批判してきた 「橋下維新」、涙の行革担当大臣・渡辺喜美 率いる 「みんな」。   どの間抜け面を下げて小手先の修正協議に応じ、賛成するのか? 


日本対オランダ、同点。              [近藤 武]


 つい今しがた午後の10時半頃になって、ピンポンと玄関のチャイムが鳴る。 魚眼レンズから覗くと、明らかに公職とおぼしき警官の風情だ。 サッカー日本代表の対オランダ戦を、観ていた。 出るとそのマスクをした警官は、騒音の苦情であると言う。 前に隣の住民から真上の部屋の騒音についての苦情を聞いていたので、その話をする。 誰が通報元で、どこがその苦情の対象なのか。 いっこうに、はっきりしない。

 ワールドカップの試合の時間にも仕事についている人間が居るのだから、そこまで同情するわけではないが。 日本代表の試合の時間、勤務に従事する人を思いやる気持ちは。 忘れた事が無い。 まさに税金で人生が成り立っている警官が、目の前に居る。 残念ながら斜め上の部屋の騒音は、外に出ないと感知できない。

 ややもして外に出て見ると、警官は二人になり、当の隣の住民も表の道に出ていた。 そこに失礼かと思ったがほろ酔いの状態で、話した。 どうやら通報はやはり隣の住民で、真上の部屋に対するものらしい。  念のため、こちらも生活騒音と言うべきものを出しているという自覚はあるので、それが気になる際には率直に伝えてほしいと、隣家の住民と二人の警官に言い、そこを離れた。 録画でポーズにしてあるので、日本 対 オランダ戦はまだ後半なかば、2対2のままである。


追記:
同じフロアには四軒の世帯があるがどれも門燈は点灯せず、誰がいるのか、、、人の気配はしても顔が分からない状態が長く続いた。 考えあって、自分一人が電気代を負担すればただの一灯でもフロアの通路全体を照らす事を思い、つい一か月ほど前門燈をつけた。 今回はそれではじめて夜間だれがピンポンを鳴らしているのか、ドアを開ける前に確認できた。   警官だ、 誰が開けずにおられようか。

追記: 2013.11.25
いつも使う最寄駅の改札には何年か前から、毎日ではないが朝夕のラッシュ時よく長い木の棒を持った警官が立っている。 初めは山谷でもあるまいし物々しい感じで何かあったのか?と思ったが、このごろは見慣れた風景になっている。 仕事上、都内のいろいろな駅を使うが、考えてみればこのような風景はあまり見かけない。  この近辺の治安が悪化しているということだろうか。  しかしこの前 夕刻に所用で訪れたJR横浜線の矢部と相模原には同様の警官(ただし長い棒は無し)が立っていたので、駅によってはありふれた事なのだろう。  さて今夕刻、その駅前治安維持のためと思われる仕事に、上記の家の前で隣人と話していた警官二人のうちの若い方の警官が当たっていた。 先方も気が付いたようだ。

追記: 2013.12.27
その後 12/1 朝、若い女性警官が改札前に立っていたのを見た以来、警官の姿を見ない。 歳末特別警戒などというフレーズがあるように、力を入れるべき時期かと思われるがどうなっているのか? このような警察活動は今でも秘密のベールに包まれているが、特定秘密などという法が施行されれば大手を振って五十年でも六十年でも、永遠にでも国民の知るところとはならないのだろうと、ふと思う。  因みに、特定秘密保護法案は、内閣情報室、略して 内調 が法案を立案し、その内調のトップは歴代 公安系の警察官僚が務める習わしであるという。 防衛と外交に分野が止まらなかった訳だ。 スパイとテロが入らなければ、意味がなかったのだろう。  


エシュロン              [才蔵]


 エシュロンとは、麻雀の上がり方ではない。 米国が最新鋭の技術で地上の空間を飛ぶあらゆる通信情報を傍受し、さらにスパコンによる検索のような仕組みで特定の事柄に連関する情報のやり取りをした当事者を割り出す。 大まかな記憶では、この様なものだ。 TBS の報道特集などを見ている人であれば、このエシュロンとおぼしき傍受のレーダー施設が青森県三沢基地にあるという事を知っているだろう。 これについてこうやって言及すること自体、エシュロンの網にひっかかると、これまで自主規制をしていたが。 今日のNHK 7時のニュースで、石原慎太郎議員が国会で質問するのを見。 もういいのではないかと、思った。

 レーダーは 1930 年代 イギリスによって実用化され、その英国を旧宗主国とする米国によってエシュロンがある。 情報というよりは諜報という言葉がぴったりくる国家による活動は、このような DNA の流れがあるのだ。 米国は勿論、自他ともに認める世界一の軍事力を持った国だが。 その軍事を進めるうえでも、何よりかによりダントツに世界一なのが intelligence (情報収集活動)だという。 世界一高い塀の上に立って、中に向かって外の様子を知らせ。 中の人々が右往左往する。 また、泥まみれ砂まみれになって塀の外から近づく間抜けな奴らを逐一とらえていれば、さぞ気分がいいだろう。

 石原氏の質問に対し自民党の小野寺防衛大臣は、「ご指摘のエシュロンかどうかは確認をしていない」と答える。 主権国家の政府として確認したらどうか。 それとも、これこそが特定秘密の一丁目一番地か? 


追記:
さらに自民党政府は同じ今日、「特定秘密とは防衛関係にとどまらない」とも言う。 国民の目と耳をふさぎ口をつぐませさえすれば、牧民はあっさりと成就する。 

秘密保護法案に血眼の自民党、森女史でなく町村氏を担当大臣としたらいかがか。      [懲戒免職]


 何が何でも今国会で成立させようと言う、与党の尋常でない焦りが感じられる 秘密保護法案。 この姿勢、理解に苦しむ。  森まさ子担当大臣が国会委員会質疑で迷走しているようだが、真打ち町村氏が担当の大臣をやって質問に答えたらいかがだろう。 ニコニコと言うよりはニタニタしながら、まるで大人が子供をあしらうように 「何が心配なんですか?」 と町村氏がやってくれた方が、大方の国民は事の本質を理解するかもしれない。

 森まさ子女史はさしずめ客に応対する窓口の女性のようなもので、町村氏はその奥のデスクに陣取り対応マニュアルやら申し渡すお偉いに見える。 物事は末端の人間に話してもらちがあかない、責任者と話をすべきだ。  この町村氏は自民党の重鎮であり森派の継承者で、町村派の総帥である。 安倍総理もここから出ている。 まさに自民党の中心的存在で、ウルマー。 つまり霞が関、官僚機構の思惑、これを決して裏切らない。 そのような人物に見える。  一見柔らかな笑顔を絶やさず、その実。 国民を心底馬鹿にしたような性根を、多くの賢明な国民は感じ取るだろう。 

 これは特定秘密であると認定するのが大臣で、その認定が正しいかどうか判断するのも大臣だと言う。 チェックのための第三者機関を設けるべきだと提言すれば、それは法案成立の後に検討していこうと言う。 むちゃくちゃである。 そしてアメリカがそうであるように何十年かの期限を切って全ての秘密(機密)とされた情報を公開すると言う事については、時の内閣の判断で延長できると言う。 永遠に国民の耳目に触れない政府の秘密が、出来上がる。

 周辺国との感情を刺激するような摩擦、国対国ではないテロの脅威。 この安全保障の為、最高水準の情報を米国から得る。 この機密情報が漏れるようでは、米国の信頼も得られず情報も得られない。 これはある一面、口実であって。 大臣が決めると言う秘密情報であるかどうかは、実際のところ官僚が決める。  この法案、米国と日本の霞が関・官僚機構にとって、はなはだ都合がいい。 だからこそ自民党が血眼になっているのだ。


食事と美意識              [天成人後]


 長生きしたけりゃ、デブがいい。 このような本があると言う。 最近は「極論本」というジャンルが盛況らしく、その一つであるという。  このタイトルが、俗世そのもので。 金、経済にまつわることから、健康、肉体に関わる事まで。 俗の極みである事が、今の日本。 ひいては人類社会全体の、悩みの際なのだ。

 人は美意識によって動くもので、人の動きがすなわち経済であるから。 美意識は経済と不可分であろうし、そこにメディアの力も大きく働く。 人々が何をかっこいいかと思うかで、世の中は動いていく。 

 よく言われるように、高松塚の壁画や平安美人、古代ギリシャ彫刻の裸婦像や中世の裸婦画はおしなべて太めである。  人の食べると言う事が時代によってどうだったのか、今は有り余る食事をセーブすることが評価される。 

 それも美意識によって。 ホルモンと連動した、やむにやまれぬ集団行動だから。 俗と言えば俗、神の手と言えば神の手。  痩せすぎも美しくないが、太るのも美しくない。 



秘密保護法案と西山事件 - intelligence          [天成人後]


 自民党の町村氏や森雅子女史が今回提出される秘密保護法案に言及する時、必ず西山事件を引き合いに出す。 彼らがこれほどまでに言うのだから、西山事件と言うのはどういうものか知っておこうと言うのが。 彼ら、自民党への礼儀だろう。

 西山事件とは、毎日新聞記者であった西山氏が女性官僚から沖縄返還に関する日米の密約があったという情報を手に入れスクープしたという事件で、どこでどう裏を取ったか?。 西山氏と女性官僚が男女の仲であった事が世間の耳目を引き、表向き報道されている事とは異なり日本が沖縄への賠償を全面的に負担するという、米国の為の日本という実態はどっかに行った。 司法でも断ぜられた西山氏の名誉が回復されるのは、このあいだの民主党政権の時だ。  今ある法律でも、司法によって西山氏は罰せられた。 社会的立場を失った彼に対し、まだ足りなかったとでも言いたいのか?  

 米国の国力の礎である 軍事 は、実はintelligence (情報) の優位にあるところに基づくと言う。 いちばん見晴らしのいい塀の上に立って、塀の中の牧徒に向かって言う。 こっちが危ない、今これが来るぞ。 醍醐味は、塀の中に守られているのにもかかわらず中の牧徒がぶるぶると震える事で、永遠の支配が可能となる。 

 さて、西山氏は。 どんな怪獣の尻尾を踏んだのか。 精液など残さず踏んでいった者を、徹底的に罰するというのが今回の法案だろうか。 踏んだらどうなるかを、傀儡とはいわないまでも代理として知らしめるのが、今回の法案だろうか。 


五円一円と、紙幣。 経済をなめるな。          [文化の日]


 日本では一万円札、五千円札、二千円札(少ない)、千円札、ここまでが紙幣で。 五百円、百円、五十円、十円、そして五円、一円が貨幣として流通している。 現金でのやり取りでは、この紙幣と貨幣、日本のお金、円が流通している。 

 貨幣は、かつてはローマの金貨や日本の小判など、貴金属としての市場流通価値と変わらない価値として取引されていた。 この限界は、銀ではないかと思う。 金、銀、銅。 銅、いかに。 ニッケル、スズ、亜鉛の混ぜ物、古来からの青銅、さらに耳慣れない黄銅、白銅。 そして、アルミニュウム。  ここらへんになると、どうだろうか。  経済活動についての対価に、そこまでの精度が必要なのか。

 紙幣、なにおかいわんや。 輪転機でどんどん刷ればいいとは、経済を なめている 。 


追記:
宝石や貴金属は、骨董品などと比べても圧倒的な分かりやすさで、いくら?なのか伝える。 この現実の中の現実、物質界の普遍性の中で存在するものと。 ただの紙切れや、デジタルデーターとしての数字は、単位を分けるべきものだ。 マネーゲームで脹らんだ数字と、宝石、貴金属に与えられる数字が等しいのはおかしい。 経済を尊重するのなら、むしろ金融ゲームなどというのは、あり得べからざる。


かつての実家              [近藤 武]


 仕事の空き時間に、昔住んだ所を訪ねる機会があった。 車で動いていて待ち時間をつぶすため、現場にほど近い中学二年から二十四まで住んだ所に行った。 継母が張り切って設計したコンパクトな二階屋は取り壊され、隣の同じような家の敷地も合わせたところに、新しい家が建っていた。 裏にあった国有地、小さな小さなお宮さんがある窪地は周りと同じ高さになり花が飾られていた。 ゴミ捨て場のようになっていた頃を思い出し、よかったなあと思う。

 家の周りは銭湯も無くなり変わっていたが、隣接する団地は昔のままで、棟の間にある金網に囲まれた運動場にある玉当て的のペイントも当時と同じだった。 秋雨にけぶる団地を車で抜けると、言葉にし切れない情感が溢れてきた。  


個人における公共              [民主主義の原理運動]


 公共を論じて政権の在り方として出てきたのが、共産主義だろう。 間に社会主義があり、端に民主主義がある。  おかしなものだ、究極の民主主義が、共産主義ではないのか。  共産主義とは、具現してみれば全体主義であり、専制であり。  超官僚国家、そのものだ。  専制全体主義国家と民主主義国家、これに加えて統制経済と自由経済の違いで。 共産圏に、勝ち目はない。 

 白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕る猫は、良い猫だ。 この妙な三段論法で、中国は生き残る。 日本と中国を合わせて、東の力とするならば。 韓国や台湾などなど含め、勢い(momentum)では西に対して明らかに優位だ。  文化の中心にいたはずの中国が民主的選挙も与えられず、ぶざまな様を見せてのたうつのなら、これは近代における先達である日本に責任がある。 東夷としていかんなく影響を発揮し、静かに中心に居たいと言うのが、日本の野心である。

 公共を言うのなら、その公共の場でどのように振る舞うかが肝要だろう。 東ではこれが足りない様だから、まずそこから直したい。 個人の公共心は、行政の負担を軽くする。 そこで初めて、真の行政改革が進むように思う。 みなさんの国と言うものは、多かれ少なかれ。 ろくでもない。 


FB と 性の営み              [近藤 武]


 Facebook というやつにちょっと前、とりあえず作っていたアカウントを少し詳しく見た。 まだなんだか良く分からないが、基本データというところの入力項目を見ると、性別を入力した後に 「恋愛対象」 の性別を入力する項目がある。 ?!  つまりストレートを前提としていないと言う事らしい。 また、その下の 交際ステータス(性的交際の現在状況) では、独身、交際中はいいとして。 「オープンな関係」? に 「複雑な関係」? とくる。 さすがその方面の先進国発のメディアだなぁと感心し、テレクラやら出会い系サイトなど最近あまり聞かなくなったと妙に納得する。 

 とりあえずのところ、なにも人との関わりに利用していない立場で感想を言うのは早いのかもしれないと思うが、なんだかそっちのにおいが。。。どうもその。 


癌とチンパンジー – 性の営み              [文化の日]


 癌は、恐竜の時代にも見られた古い病気だと言う。 だから、どんな動物でも癌になるのだろうと思う。 よく言われるように、生物進化の過程で直近のせいぜい何百万年前の単位で最後に人間が分かれたのが、チンパンジーだ。 遺伝子で見ると、全体の一%しか違わない。 しかし、あらゆる意味で 人類 という種は、他の生物と決定的に違う。 

 チンパンジーと人の癌死亡率は、十倍ほど違うらしい。 猿の雌は性器を膨らませて発情期を知らせ、雄の精子をつくる細胞は適度に死滅させられていた。 それが人間の精母細胞では、無限に増え続けるものに劇的に変化したと言う。 無限に増殖する癌細胞は、人の精母細胞のメカニズムと同じだ。 その微細な遺伝子変化が、人の性の部分をこのようなものにした。 一年中、発情期なのである。 もはや白日のもとに性器を晒して示すようなものではない。

 時間を思う。 女性の方に排卵という妊娠可能期間のサイクルがある事を思うに、月経の名のごとく、月に導かれて生殖があっただろう。  しかし妊娠可能と性行為可能とは違う、男性は常に二、三日もすれば満杯だから。 ボノボのような人類社会も、肉体的には可能だ。

 地球の癌細胞と人類が言われないためには、女性の役目は大きいのではないか。 どんな男性を好み評価し、性的に受け入れるかで世界は変わる。



今日は雲。              [近藤 武]


 雲を見るのが好きだ。 月を見るのも好きだし、星を見るのも好き。 飛行機も気になって、何かと上ばかり見ている。 

 季節外れの十月も十二日になって、三十度越えの日が出る。 熱中症に注意だそうだ。 東京オリンピック開会式の日を思わせるような晴れの日、雲に見とれてしまった。 夏の雲、湧き上がる力に満ちた積雲が、夕暮れ近い午後の西日に北北東の空にあった。  しばし見ていると、下はちぎれた不吉な黒雲がうごめき、その上では、まるでレイバンのグラスをかけた時のように雲が膨れる。  左半分は動かず、右半分だけモクモクとのぼる。  黒雲との境では、ナイアガラの滝のような白い下向に圧倒される。

 キンモクセイの香りに包まれて、いつのまにか蚊に二か所刺されていた。 


この二日を、警察に返してあげるべきだろ          [Pub 居酒屋]


     ≪   警察からの警告は、事前に男に伝わりませんでした。 東京・三鷹市で女子高校生が殺害された事件で、警察署は元交際相手の男に警告しようと三回電話を掛けましたが実際には本人の携帯電話では無かったことが分かりました。   ≫

       この娘の通っていた女子高が杉並区、線路近く。  この娘の殺された自宅がまた、線路近く。

 あん? 警察からの「署に電話するように」 っていう 0110 で終わる電話番号の留守電メッセージを聞いて、逆上した。  杉並署から三鷹署へのたらい回しだ。  当日、十月に入ってからの犯人の変態入った所業を聞いて「無事着きましたか?」の電話一本だけか?  こうやって憤ってたお前が、なにが 線路の近くだよ。  下校後、帰宅した直後の。このやり取りを池永チャールストンは彼女のクローゼットで聞いていた、だよなあ。  だから本気で刺して切ったんだろ、頸動脈。  テレビに踊らされ過ぎだよ。

       警察は、女子高生の覚えていたチャールストンの番号に掛けてみた。 その女子高生は、もう死んでいる。 チャールストンは箱の中で、取り調べの可視化もないだろう。 気になるのは、ネットの情報によればこの事件はあまりにスキャンダラスだ。 

 どうせネットの情報だろって、人の話を聞かなかったお前が。 何言ってんの? 

       ある一時期、女の子は男に。 おかしくなるんだ。  フィジカルな意味でだよ。  と言うか。  フィジカルが伴えば、どんだけおかしなとこにも。 行っちゃうんだよ。

 なにがフィジカルだよ。 体の事か?  とにかくお前の展開するような話じゃなくて、神戸のさかきばらや幼女趣味の所沢のおたくとかみたいのと同じ。  訳の分かんないおかしなやつが美少女を切り殺したって事件で、当日下校時に警官の一人も付き添っていればなんて話じゃないよ。


十月十日、体育の日              [天成人後]


 今日は 1964 年、(昭和三十九年)東京オリンピックの開会式が行われた日である。 統計的に晴れの特異日ということで開会式の日に設定され、その後約二週間にわたり世界のトップアスリートによる競技が繰り広げられた。 開会式の抜けるような青空が思い出される。 この日はその後長く、国民的祭日として祝われた。 五月でなければこの時期にという、体育祭のシーズンだ。 だから東京オリンピックの思い出は、爽やかなのだ。 

 今回の2020 年 東京オリンピック招致については、申し上げた通り色々ある。 しかしその話は別にして、七年後に七月の終わりから八月あたまにかけての野外競技はいかがなものかと思う。 ここが、どこでも議論されていないのが不思議だ。 「おもてなし」でフォローできる範囲を超えた猛暑、酷暑が心配になる。 

 近年IOC によって真夏の開催が固定化され、一説によれば、それがアメリカの資本によって成されたという。 アメリカでは八月頭に大きなテレビを巻き込むイヴェントが無く、そこにオリンピックがあればおさまりがいいのだという。 決勝戦の開始時刻を米国ゴールデンタイムに合わせて(現地では、あらぬ時間)、などと言う話は耳にしたことがあるが。 開催期間も露骨に支配するというのなら、地球温暖化についての多大な貢献と合わせて、アメリカという国の中国もかすむような業の深さを感じさせる。 さすが、世界を牛耳るG2 だ。


注:
2020 年 東京オリンピック開催日程は、7 / 24 から 8 / 9 である。


民主党三代 Vol.5 - 消費増税だけを決めた三代目野田内閣          [近過去]


 盛大な経歴を持つ元外務官僚、天木氏がブログで野田民主党三代目を手厳しく批判するところを読んだ。 激しく同意、である。 思えば 「消費税を上げれば景気が良くなる 」という 奇天烈 な論理を展開する御用学者を、その政権発足当時からメディアに頻繁に登場させた 二代目管直人 になってから、民主党は財務省の手先であるかのように見えた。 

 民主党に政権交代して一代目の財務大臣が 藤井裕久で二代目が菅直人、三代目が野田佳彦である。 藤井は政権交代後早々に 「予算編成は財務省が主体になって行う」 と公言したが、次の財務大臣の菅直人は民主党二代目首相となり、就くなり隙あらばちょこちょこと消費増税に言及し。 同じく財相あがりの三代目野田に至っては事実上自公と連立して、あろうことか消費増税だけを政治生命を掛けて成し遂げた。 なにが政治主導、霞が関改革だろう。 鳩山と小沢の、霞が関そして米国による葬られ方を見て。 民主党には財務省の傀儡しか居なくなったような印象を持つ。

 面倒で嫌な事は間抜けな野田にやらせて、いまや安倍自民党はわが世の春である。 そして霞が関と米国は、安泰だ。


参照:
≪ 民主党三代 Vol.1  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-06-10
≪ 民主党三代 Vol.2  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
≪ 民主党三代 Vol.3  -  鳩山由紀夫の普天間  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-04-27
≪ 民主党三代 Vol.4 – その敗因 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-24


維新の完遂 Vol.3              [才蔵]


 石原元都知事のおひざ元、東京MXTV で土曜午前、西部氏の番組がある。 そこで漫画家の黒鉄氏、京大の佐伯氏と明治維新について語っている回があった。 興味深く聞いた。 「士道による、士道支配階級の打倒」 とは、その通りだ。 

 攘夷から始まって開国で終わる。 これが明治維新の姿ではないだろうか。 西洋にはかなわない、これを太平洋戦争の様な事なしに認め行動した。 こここそが、明治維新の成果である。 近代科学テクノロジーの革命を、東洋、黄色人種として初めて、正面きって武士道の精神で果敢に取り入れた。 だから、中央軍部。 とどのつまりは今の霞が関がいやいや認め、国民に壊滅的な被害をもたらした第二次大戦とは異なり。 いまも人々の口に多くのぼるのだろう。

 開国と攘夷の矛盾は、明治維新の。 失礼ながら、不完全さを物語るものだと思う。 相手の優位性を認めたと言う事で、国民の犠牲の無い、負けだ。 しかし国民の犠牲が無かったという事は、太平洋戦争と比べあまりに違う。 だからNHK あたりが靖国関係者の渋い顔をさそう、傷口えぐり先の大戦分析番組をたまに流すくらいのもので。 霞が関の行った先の大戦を掘り下げる事をせず、幕末・維新が大もてなのだ。 

 維新があの時、明治初頭でつじつまの合ったものであったなら。 太平洋戦争の犠牲はなかったろうし、いまの日本の対米隷属もない。 明治維新とは維新の始まりで、いまが日本の維新の成就する時期なのではないかと思う。 西を受け入れた初めての東として、前例にとらわれず世界の最先端を静かに行け。 ということだ。


参照:
≪ 維新の完遂 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-02-16-1
 維新の完遂  Vol.2   ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-11-20


早死にする、うるわしき日本人              [天成人後]


 ロウソクに火をつけ線香をたき、横浜市緑区の方向に向けて手を合わせる。 遺影よろしくニュース画像の村田奈津江さんの生前の姿をポーズにして、涙が止まらなくなる。 

 彼女が助けた七十四歳の男性はこの時踏切で、一体何をしていたのか。 一部の報道では男性は踏切から少し入り込み、まるで自殺を企図するように線路上に寝ていたとも伝わる。 地上波のTVに限って言えば、この命を助けられた男性についてはほとんど全く伝わって来ない。

 数年前、東武東上線のときわ台駅踏切で女性を助け死亡した警察官が居た。 警察、消防、自衛隊といった、命を張って職務に当たる公務員もいるのだと、見直した。  そして今度の村田さんは市井の民で、しかも女性である。 ときわ台の女性にしろ今回の七十四歳の男性にしろ、本人のコメントはおろか、その後の事も一切伝わって来ない。 個人情報を明らかにしろなどと2チャンネルの様な事を言うつもりは毛頭ないが、文書で何らかの感謝の言葉が表現できないのかと、不快に思う。 

 マスコミバリューは高いらしく連日報道され、政府は早々に表彰をしたりの対応をした。 反対するものではないが、国民栄誉賞のように、政権が おいしい と判断したのではないか。  市井の民の事など、実のところ二の次三の次にしか考えていないとしか思えない政府。  オリンピックにしろ、おいしいところには 聡い。

 先の大戦を思う。 戦場ではこの村田奈津江さんのような人物から真っ先に亡くなっていったのではないかという疑念が、消えない。 であるならば、日本の尊い貴重な遺伝子が大量に失われ、また戦後は希にそれが発現すれば出世コースから外れ、社会の外郭に追いやられているのではないかと思う。 


汚染水の解決の為の、原発再稼働              [おかしな帝王学]


 産経新聞系の地上波テレビ局で レギュラーの解説副委員長というお方が、番組終了間際のどさくさに紛れて 「汚染水に時間がかかるんですね、東電にちゃんとやらせるにはやはり規制委員会が安全を保証した原発については再稼働すると。 ということも←(or を)、ぼくは考えるべきだと思います。」 とおっしゃる。 

 事実を伝えると言う事においてはメディアにとってのゴールは一つだが、事実に起因する話題をどう伝えるかについては色々なゴールがある。  我々は、広告収入で成り立っているメディアというものを、特別な目で見るべきだ。  事故調の野村氏あたりが横でうなづいているのが、気にかかる。  彼らの関心が視聴率で広告収入なら、市井の民として出来る事はきっとある。  経済活動を支えているのは、庶民そのものだ。

 小泉さんあたりは、ここらへんどうだろう。


法人天国              [おかしな帝王学]


 水俣病の特集を見た。 TBS の報道特集である。 海洋への水銀流出で汚染された魚介類を口にした人々の深刻な疾患と言う事で、福島の汚染水海洋流出を思ってしまった。  水銀の測定より放射能の測定は定着しているような気がするから、いきなり致命的な内部被ばくをする人が続出するとは思わないが。 何十年も後の影響を、国や東電は認めるだろうか。 

 水俣の国とチッソが、いままた国と東電として むこ の人々を苦しめるのなら。 この半世紀、日本と言う国は何をやって来たのか。  水銀が放射能になっただけで、法人天国 は変わらない。  経済 経済で ひと 個人を大切にせず 法人 を野放しにすれば、二酸化炭素も環境ホルモンも怒涛のように人々を襲い出すだろう。  いま日本がここにまともに取り組めば、それは静かに世界を救う。  

 日本とは日本政府ではなく日本の市井の人々、あなた であり わたし である。 



追記:
録画した番組を途中でポーズにしてこの項を書いたが、その後でこの番組の秀逸な男性キャスターが福島について言及しているのを見た。 一歩踏み込んで、 法人 というもののの問題に及んでくれればうれしい。 


ブータンとヤギさん              [Pub 居酒屋]


   除草隊のヤギさんですよ~、いいじゃないこれ。  かわいいし。        また始まった、チャイナシンドロームじゃなくて、チャイルドシンドローム。  なにが 「ヤギさん、可愛い~」 だよ。 モチキルイワ。              この前、仕事の帰り都内の小学校の前とおったら校門のとこにヤギが居てさ。 可愛かったな、平和そのものって感じ。           林農の分野では草刈りだけじゃなく糞も土地を肥やすって言うから、なんで今までこんな方法やらなかったんだろう。         近代の美意識では、ヤギで草刈るなんてカッコ悪かった。  石油や電気で動く草刈り機や除草剤が、かっこ良いわけよ。  経済ってやつでさ。  ブータンじゃないんだから。            美意識はどうでもいいけどよ、そんなんカッコいいと思わんよ。  アメリカはめちゃカッコよくて、ブータンが最低とは思わん。 



しょうがない              [近藤 武]


 1980 年代、アメリカ人のモデルの娘と知り合う機会があった。 日本に、言ってみれば出稼ぎに来ているモデルで、西麻布あたりに住んでいた。 彼女が、その何か月かの滞在でマネージャーの日本人女性に訊いても分からない、「 しょうがない 」 とはどういう意味かと問うた。 やや斜め上を向き ひじから開きながら 手のひらを上に向け “big deal” と言う事かと。 今にも増しての英語力不足で、答えかねた。

 言語はその民族のメンタリティーを表すから、しょうがない はアメリカ人には不可解だったのだろう。 しょうがないと一言つぶやけば、「水に流して」次に行ける。 日本人は、自然に対してだけは「しょうがない」と言い、その他の事にはしょうがないと言わない。 こうとでも彼女に言えれば良かったろうが、日本人は今もその時も「ながいものにはまかれろ」で説明がつかない。 相手は、自然のする事にも しょうがない と言いたくはない国で生まれ育っている。

 お偉い人は、霞が関か永田町の一室に 「しょうがないカウンター」 というのがあって、それを見ながら政治を行っているとギャグをかましてくれた。 日本中の人々がしょうがないとつぶやけばそのつど数字が上がっていく仕組みで、上がれば上がるほど彼らは機嫌がいい。 日本人はなにかにつけ口癖のように、 「しょうがない」 と言う。


追記:
同じ八十年代、ハワイ、L.A. 、とアメリカに行ったが、肥満の女性が多く(もちろん男性も)、きれいな白人女性は日本の青山や六本木、原宿あたりの方がよほど出くわした。 その娘とは、James Taylor (ジェイムステイラー)のところの Russ Kunkel (ラスカンケル)は、レコーディングで叩きっきりの とっ払 いなのか、印税契約しているかなどという話をした。 ウエスタンブーツのカントリールックが似合う、抜群の若き白人女性だった。 しょうがない。


参照:
≪ 08/7/1(火) 午前 3:46 [ お偉い人 ] ≫
http://oeraihito.blog.so-net.ne.jp/2009-07-21-5
≪ 07/7/7(土) 午前 0:02 [ お偉い人 ] ≫
http://oeraihito.blog.so-net.ne.jp/2009-07-05-5


公の猫              [天成人後]


 猫の耳の後ろあたりを掻いてやると、可愛らしいことに猫は自分でそれをする時のように後ろ足で空をかく。  気持ちがいい。  東電は、当たり前だとソファーに寝そべるふてぶてしい血統書付の猫のように、脇も顔の周りもけつの穴も、人に丁寧にやらせる。 

 猫に 刺身 をやり出すと、刺身しか喰わなくなる。  人の責任だ。  ドラキュラ は人の 生き血 しか口にしないと言い、霞が関 は我らの 血税 しか口にしないという。  生きる糧の由来、誰に飼われているのか分からなくなる。  トロじゃなければ残して腐らせる、これが今の日本の状態ではないか。

 公 という名のつくものすべては、ソファーに寝そべり トロ 以外は一瞥で済ます猫になり下がる。  ネズミをよく獲り米の番をし、適度の距離をもって人に飼われる。 こうするかどうかは、ひとえに飼う人による。  民主主義というならば、主人は国民である。 


追記:
この猫を犬に代えてもいいが、こんな状態には座敷犬でもしばらくかかるのではと思う。 猫についての偏見ならば許してほしい。 猫はそれだけ人っぽい、という事かと思う。 猫も犬も大好きだ。 




日本らしさは足りない              [苔の生すまで]


 これからの日本において、外国がどうなのかと言う事は参考にしても、それが絶対的な基準であるかのような判断は慎みたい。 日本が来るべき ポスト近代 のリーダーであるには、新たな哲学、新たな判断の基準が求められる。 

 東洋、黄色人種の国として初めて近代科学テクノロジーの世界にうって出た、日本。  世界最長の王室を持ち、原爆を二発も浴び。  こんな国の基準が、世界の国々の標準にことごとく合致していなくても、何の不思議もない。  日本は、そのユニークさが、まだまだ足りないのだ。

 日本がその真髄を発揮すれば、静かに世界は救われ。 人類にとっての次の千年、二千年が開ける。  西洋、白人にも、その慧知によって同じ感覚に至る者がある。  我が日本の感覚は世界標準になるべきなのだという、証左に思われる。 


参照:
≪ 人類の宝  ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-07-20



血統書付のスピッツ              [近藤 武]


 犬と言えば、雑種だった。 ちらほら出だした金持ちが、血統書付の犬を飼うだけで。 日本の犬は、何とも言い難い姿形の雑種がほとんどだったのだ。 生まれる子犬は今のように犬種で姿が決まるのではなく、出たとこ勝負の見た目だった。 いまでは、外を出歩く猫にこれがまだ少し残っているだろうか。

 当時言われた事に、「純粋種は体が弱い、雑種は強い。」 というのがあった。 遺伝として、遠いところからの掛け合わせが優秀であるというのは、確かに広く知られた話だ。 人間のハーフは、美しく聡明であることが多いような気もする。

 東京オリンピックの頃の日本では、犬種の付いた犬としては。 スピッツ、ブルドッグ、シェパード。 しゃれたところで、せいぜいコッカスパニエル、プードル、ペキニーズぐらいではなかっただろうか。 最大の犬は、セントバーナード。 最小の犬は、チワワ。 少年マガジンやサンデーのページの端で、学んだ。

 和犬についての血統書は、闘犬用の犬あたりでないとあまり聞いた事が無いような気がする。 土佐犬、秋田犬など血統書付でうんぬんされたと思うが、柴犬はどうだろう。 ただ柴犬の雑種となると、巷にあふれていたのではないかと思われる。 日本人が飼う犬について考察してみれば、きっとなにか日本人について見えてくるものがあるだろう。


Sweet Caroline

When I heard the news that Ms. Caroline, an orphan of John F. Kennedy, was selected to be the next US ambassador to Japan. It was Neil Diamond's "Sweet Caroline" that drifted into my head repeatedly and it was stuck in my head. Today, I found out that this number actually sung about this Caroline. I am feeling strange now.

In 1969, I was still in junior high and crazy about the hit chart program on the AM radio. Listening 'the Beatles' in the later years, 'Elton John' was just making his debut, 'Led Zeppelin' as well. 'Diana Ross' was still with 'Supremes', the blind Boy Wonder 'Stevie Wonder'. 'Edison Lighthouse' who specialized in single hits, and 'Flyingmachine'. Furthermore, 'Julia Dream' of 'Pink Floyd'. Was there any other time when a Hit Chart, that represented on Billboard, was happy in this way?

At such a time, Neil Diamond's "Sweet Caroline" rose to higher rank on the chart. 'Elvis Presley' covered it in his movie right after that. I liked Elvis' live version as well which contained his dance actions.

                            2013.9.22


Postscript:
Frankly speaking, I would like to mention my opinions about the things what the United States have done, is doing, and is willing to do. However, the part of which I love, above all, in particular, is the music. We are devoted to their music more than the Americans think and feel respect for the background, the soil which produced them.
I hope she could hear the voices of Japan, especially in Okinawa.




Sweet Caroline - スウィートキャロライン          [近藤 武]


 故・ジョンFケネディの遺児であるキャロライン女史が日本の次期大使と決定したというニュースを聞いたとき、頭の中で繰り返し流れて止めようがなかったのが、ニールダイアモンド (Neil Diamond) のスウィートキャロライン (Sweet Caroline) だった。  今日になって、この曲が本当にこのキャロラインについて歌ったものだと聞いて、不思議な感覚にとらわれている。

 1969 年、まだ中学生だったその頃から、AMラジオのヒットチャート番組に夢中だった。 円熟期のビートルズ、デビューしたてのエルトンジョン、レッドゼッペリン。 まだシュープリームスのダイアナロス、盲目の天才少年スティービーワンダー。 そしてシングルヒット専門の、エジソンライトハウスやらフライングマシーンやら。 さらにピンクフロイドの 「夢に消えるジュリア」 (Julia Dream) などまで。  60 年代から 70 年代 にかけて。 ビルボードに代表されるヒットチャートが、日本においても、このように幸せだった時代があるだろうか。

  そんな頃、ニールダイヤモンドの 「スウィートキャロライン」 がチャートの上位に食い込んだ。  すぐその後に、エルビスプレスリーがカバーするのを映画で見る。 アクション入りの、このライブバージョンも好きだった。 


追記:
米国が国としてやってきた事、やっている事、やろうとしている事については。 率直に言って、いろいろある。 しかし我々はアメリカの大好きなところ、中でもとりわけ 音楽 に関しては、あちらが思っている以上に思い入れがあり、それを生み出した背景、土壌に対して敬意を感じている。   新駐日米大使が、父の 「黒人の声をきく」 というテーマの次に、東洋の黄色人種の 「日本の声をきく」 という役割をもし担ってくれるのなら、うれしい。


参照:
≪ アメリカ と言えば ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-05-17


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