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安倍御用放送と成り下がるか、NHK          [天成人後]


 昨年(2013)、天皇陛下 八十歳の誕生日(12月23日)、 陛下のお言葉がマスコミによって伝えられた。 その中にこのような部分があったという。  「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。」  まことにまっとうな お言葉 と感ぜられるが、同日一斉に報じたメディアのうち読売新聞は意図的に端折って要約し NHK に至ってはここを全て削除して報じたと言う。

 NHK経営委員会とは 「NHKの経営にかかわる最高意思決定機関で、毎年度の予算、事業計画、番組編集の基本計画を議決し、NHKの会長を任命する。委員は12人で、衆参両院の同意を得て首相が任命する。」 とあり、昨年10月 その12人のうちの4人が安倍総理お気に入りの人物に置き換わった。 その経営委員会が昨年12月20日に選出したのが、今話題の 籾井勝人 NHK新会長である。 

 大手紙宮内庁記者とされる情報では産経新聞についての言及は無かったが、読売新聞が端折ったのはそのトップの顔を思い浮かべるだけで想像がつく。 問題は件の記者の言うとおり、NHK が一切を削除すると言う偏向を行っていた事だ。 テレビがあれば否応なく徴収される受信料で成り立つ NHK は、他のメディアに比べてもさらにいっそう中立・透明性が求められる。 我々は常に厳しく見続けなければならない。 


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