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竹島問題とネトウヨ              [才蔵]


 竹島は島根県に属し、日本固有の領土である。 韓国が不法占拠を続けている。 これが半数以上の日本人によって認識されているはいいとして。 まるで 007 の基地のようなコンクリート製の堅固な建造物が建設され韓国軍が常駐し、日本は今や手も足も出ない状況である事。 また、これが自民党政権の時代にメディアも黙らせて国民に知らされないまま成されてしまった事を、いったいどれだけの国民が認識しているのか。

 おめでたく飼い慣らされた ネトウヨ 諸君は、まさか先の民主党政権の時代にこれが成されたとでもいうのか。 北朝鮮による拉致の問題と記者が問えば、行方不明者の問題であろうと重鎮・野中氏あたりが訂正していた、諸君の大好きな 自民党政権 の時代に、竹島は今のような韓国による占領下におかれた。 2009 年の政権交代前の出来事だ。


追記:
あいだを飛ばして言えば、米国の言いなりの自民党も民主党も。 真の国粋にとっては、敵である。 ネトウヨと言うレッテルはりを、持ち前の身のこなしの良さでかわしたかに見える、安倍サポーター、麻生サポーター、自民サポーター。 かつて在日、在日と。 座敷犬のように騒いだ、ネトウヨ。 最強最大の在日は、在日米軍だろう。 沖縄の女の子が強姦されても一言も発しないネトウヨ、 米国には一つもたてつかない自民党を礼賛するネトウヨ。  君らは、日本人か?


参照:
≪ 竹島と尖閣 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-12
≪ FEN から流れる、変な日本語。 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2012-10-18


 イスラムの酒              [文化の日]


 酒の境地も、捨てがたい。 こちらは お上 が酒を認めているが、イスラムではこれを禁じ。 ホメイニ は、 ハシシ は身を清めると言った。   どちらかを選ばなくてはならないような 地球幼年期 は、早く終わりにしたいものだ。 


 科学脳を包括する、哲学脳              [文化の日]


 産業革命以降、今日までの社会変革を 近代科学テクノロジー革命と称したい。 人類を一つの体ととらえれば手足とその五感を、人の体の外に科学で作り出したサイボーグ技術で飛躍的に発展させたのが現代だろう。 頭の一部も、科学脳というところではいい線をいっている。 

 知り得たことで判断し、手足が出来る事のおもむくままにせず、むさぼらない。 日本では縄文の時代に常識だった。  人の頭が重くなり、一度でんぐり返った 哲学脳 が求められる。


 電車の冷房              [近藤 武]


 私鉄が十メートルも離れていないところを走っていた少年期だったので、鉄ファンの端くれである。 昭和の四十年代前半、西暦で六十年代後半。 中学に入ってその私鉄で通学し始めた頃、関東初の冷房車両が通勤電車に登場した。 集中型(車両にただ一つの、いわゆる室外機)と、分散型(数個に分けた室外機を屋根に載せたもの)が何編成か走り出し、ひどく興奮した。 冷房車両に乗れたら、大当たり。 空気ばね以来だ。 親父にもらった手帳に、四ケタの車両番号を書き込んだ。

 そんな頃。 地下鉄は冷房化できない。 室外機から出された熱はトンネル、ホームの、いずれ閉じた空間に溜まるから、そう言われていた。 もともと地下洞窟と同じように、夏涼しく冬暖かいとされた地下鉄らしいが、構造を覆うコンクリートはおおむね石と同じように熱をため込み暑くなる。 こんにち、もちろん地下鉄もすべて冷房化され、ホームの利用者がうだってしまわないのは、ホームを冷やす空調だ。 電車に乗ってしまえば、走行中ふんだんに地下トンネル内に熱をふりまいている車両に守られる。 その熱は都市の地上に、噴水のように吹き上がっているのだろう。 


追記:
現在人類が手に入れている熱交換は他の動力などと同じく、いまだひどく効率が悪く、必ずその副産物は熱になる。 だから過度に集中が高まった都市では、蛇が自分の尻尾に食らいつくような事になる。 温暖化に加えての、ヒートアイランド。 熱都市現象だ。 もちろん駅までの暑い道を歩き、車内の冷房に救われている。 与えられたものをほどほどに使わしてもらいながら、もっと前に進めと聞こえる。 


 温暖化とヒートアイランド – 大気組成と熱          [才蔵]


 まだ六月の末、フィリピンから帰った人に、「東京の方が暑い」 と聞いた。 メディアを通じてインドネシアあたりが逆に涼しく、東京の方が暑いと言う人を見た覚えがある。 こちらでも全国の天気を観れば、沖縄・那覇より福岡や名古屋あたりの方が気温が高い。 暑さは、もう熱帯だけの問題では無い。

 豪雨、雷、強風、竜巻と。 熱帯地方を襲う台風だけでなく、嵐に見舞われる深刻さは、かつての温帯にも及んでいる。 地球規模の、何かが起こっている。 有史以来の事ならば、有史以来の科学と技術で、真摯にこの問題に取り組んでみたらいかがかと申し上げている。 これこそが、真のポスト近代における防衛の形で。 地球幼年期の終わりに、繋がる。 


人類と放射能 – 専門性の不明          [天成人後]


 原発推進の連中がよく言うように、自然界にはそもそも放射能、放射線の被曝が僅かながらある。 宇宙から飛来してるものや土壌に含まれるものなど、一定量の放射線をあびている。 これを過大評価して原子力の危険性を印象として最小化させようという連中は、外道である。 金と面子、これ以外で彼らを動かしているものがあるとすれば、専門性というものが持つ 不明 ということに他ならない。

 専門性の不明を、経済がいいように操り。 現在がある。 原爆があまりに非道であるというならば、平和利用で 原子力 。 人類は原爆を手に入れて、もう人には敵が居なくなった。 あとは自然だと、人類の五十年代、六十年代はある。 1969 年に一度 人類は気付くが、それを無かった事として七十年代、八十年代。 そして東側が消えても、九十年代。 あの、二十一世紀の精神異常者 ( 21st Century Schizoid Man) が出現してもう、十三年目になる。  経済が、我々の気を狂わす。


追記:
キューリー夫人やアインシュタインによって、放射能の利用が示された。 アインシュタインは副産物としての核の利用を快く思わなかっただろうが、それは原爆という形で二十世紀も前半のうちに成し遂げられた。 この異例の速さは、ナチス・ヒトラーを外しては語れない。 廃棄物を自然に返せないという属性からして、原子力はすでにポスト近代の哲学に認められない。 これは、経済に牛耳られた、専門性の不明(ふみょう)を正すに他ならない。 


 ふくしま              [苔の生すまで]


 古来、日本には地震と言う災害があった。 これに近代科学によるテクノロジーの所産が加わって、福島の原発がある。  正面から、日本人は立ち向かえ。  人類、世界最先端の国、民族として。 日本に与えられた、試練だ。   あっという間の、通信端末革命。  比して、気の遠くなる原発の処理。  このふたつで横綱を張るのが、日本ではないのか。 


経験のない雨 と、参議院 - Unprecedented Rain and The Upper House                        [天成人後]


 毎日のように、まるで旧約聖書の ノアの方舟 のような ニュースが続く 。 日本各地で これまでに経験のない豪雨 が、降る。  Unprecedented Rain 、あなたのルーツに関わる場所は、まだ無傷だろうか?

 電力を手に入れるのみならず、おおよそ全ての人類による活動は CO2 を増やす。 これが経験の無い雨と無関係だと言うなら、それを小学生にもわかるように説明すべきだ。 G2 とされる、米国、中国。 その次とされる、日本。 そして EU 。 

 気象庁に望むべくもないが、Organization 格 がもしまともなら、その専門分野からの指摘なり警告なりを近くの 霞が関 にも行うだろうし、永田町にも訴えるだろう。  しかし、三権分立とやらで、大事なところは全ておさえ。  政治家を、政治屋として操る行政・官僚機構といういま。 そもそも気象庁にそこらまで求める事は、おかしい。 頭の無い、並列の巨大なコンピューターネットワークの一員なのだから。 

 こんなところ、日本の上院である参議院で議員によって方向性が示せれば、この上ない。 二院制の意味もあるし、なによりここでの議決は。 世界をリードするべきものだ。  古代ギリシャのような議論を期待したい。  もしこの静かなイニシアチブを認めない国があるとすれば、それはただの二つなのだろう。   人類は、経済を無差別級としてしまった。


税とポスト近代              [天成人後]


 消費税の増税がいわれている。 もう法律も通っているのだから、よほどの事がない限りという状況だ。 口が肥えて、税しか口にしないと言う伏魔殿の役人、それに群がる民間。 この図式が何も日本だけの問題では無くて、白人、西洋、ヨーロパの、歴史的に見れば中心に居ると思われる ギリシャ で問題が表面化したことを受け、この問題はポスト近代の入り口において、実は最大の問題なのではないかと思われる。

 税、公金と呼ばれる、広く薄く徴収された結果、巨額となる。近代において最大価値、もしくは唯一の価値とされた。 経済、お金の問題である。 軍備も お金 で買える、文化もお金が育てる。 経済が至上のものとなった時代、近代の最後に。 国、公というものが扱う金について、とことん考えて行けば、人類の新たな段階が見えてくるのではないか。


うるさい飛行機、田園都市              [Pub 居酒屋]



      この前仕事で千葉の柏、といっても千代田線の範囲だけど、何時間か車で待機してなきゃならない事があって。 春の終わりで結構 暑いなと思ったけど、いい天気でさ。  そん時おどろいたのが、飛行機がほんとに飛ばない。 空は静かなもんで、一回ぐらいセスナが飛ぶのを見たかな。           うちはバブルの頃、日本一の地価上昇あったとこの近くだけど、凄いよ。      賃貸の安アパートだろ。        米軍機か自衛隊機か、南北方向に日によっちゃひっきりなしだ。  低空で飛ぶもんだからさ、かなりうるさい。 立川、福生あたりと、厚木を結ぶルートなのかと思うけど、そういや西国分寺駅の近くでも凄かったな。 
めずらしいプロペラ機、四発のね。 それから双発のヘリ。 ペイント変えればそのまま旅客機になりそうなやつ。 それに、戦闘機! 戦闘機は、うるさいよ。 また来やがった、なんて出て見てると。 ゆるい弧を描いて周回してるわけさ。 きっと十㎞とかの直径でグルグル。          高度が低いってことは、影響が狭いって事だろ。 そんな高級住宅地の事は、みんなよく分かんないって。 


追記:
在日米軍に独占使用権のある、横田空域というのがある。 三次元的な非常に広大な空域で、たとえ西からの便でも、千葉の市原あたりや東京ディズニーランドの上を低空で羽田への着陸態勢に入る理由だ。 その横田空域を、軍用機が結構な低空で自由に飛ぶ。 


土石木流と林業              [天成人後]


 何年か前、中央高速を走っている時に土砂崩れとおぼしき痕をいくつか目にした。 TV のニュースで見る、斜面崩落、がけ崩れ。 いま思えばそのもので、民家への被害や人的被害が無かったので無かった事の様になっているのだろう。 風景として、著しく好ましくない。 

 水に押し流された土石のみならず、大木が被害を大きくしているのではと、ふと思う。 合板ではなく、無垢の木を持ち。 いくら根を張っているとはいえその重さは、土石流そのものの発生に関わっているのではないかと想像する。 

 豊かな森林を存分に利用する、林業。 木材で、TPP あたりは大いに頑張ってほしいものだ。 自然と調和するということが本来的な意味に感じられる 神道 を、その成り立ちから持つ 日本 において。 なぜ、林業が廃れているのか。 


カトリックとプロテスタント、偶像崇拝とイスラム          [文化の日]


 日本が長崎で相手にしたのは、まずポルトガル、ザビエルのスペイン。 ルネサンス後のヨーロッパの隆盛が、鉄砲とキリスト教になってやって来た。 あちらから見れば、宗教革命、プロテスタント革命の直後である。 続いて日本が相手にしたオランダ、幕末のイギリス、そしてアメリカは。 総じてプロテスタントである事を、興味深く思う。

 免罪符あたりを大金で取引していたというようなキリスト教界に対し立ち向かった宗教革命 プロテスタント には、共感するところがある。 昭和三十年代の質素な民家を使った、マリア像の無い教会を思い出す。 金満聖職者を告発するなら誰でもできるだろうが、偶像崇拝の禁止をその存在理由にする。 釈迦もイエスもムハンマドも禁じた偶像崇拝、これを今も厳に禁じているのは プロテスタント と、イスラムだ。 

 このイスラムとプロテスタントの国が激しく血を流し合うのは、不思議だ。 共産主義と資本主義ではない。 偶像崇拝の禁止という、見上げたところで一致している両者が ここまで対立するのは、双方の宗教者にとって見過ごすことのできないはずの事だ。 

 造り物の宗教的な像に有り難く手を合わせ、拝む。 かろうじてこれをやっていなくとも、しかし偶像が社会で大いに幅を利かす。 資本主義社会、メディア社会。 プロテスタントの国々が主導してもたらしたようにも見える。  ひいては、物質の世界と精神の世界を明確に区別してとらえる感性の問題に繋がる。 


追記:
もとより神道、仏教の影響が社会的に強い日本では、こんにちカトリックとプロテスタントはそれなりの範囲で拮抗した状態である。 


病院の坊主とオカマ              [才蔵]


 少し年上の知人が居た。 一時期、友人としてもいいようなやり取りがあった。 その時期、深い話も出来るかけがえのない存在と感じていた頃。 彼は、坊主になった。 八十年代後半の事と、記憶している。 ああ、またそこに逃げたか。 正直、そう思った。 同じく深い話の許された二人の友人はそれぞれ、新興宗教のグレーゾーンに居るものとキリスト教に帰依した。 楯も持たず、思うところを外連味(けれんみ)なくぶつける。 セメントの相手が、居なくなった。 帰依するとは、全て分かった(かのような)立場から相対そうと言う事で。 フェアなやり取りは、無くなる。

 教祖の日蓮の映画だと言って、中村なにがしの映画を見せられた。 日蓮の凄まじさについて、異論をはさむつもりはないが。 映画を見た印象は、人が死にそうだからと言って枕元で必死にお経を唱える坊さんと、上人様とホモのようにまとわりつく弟子だった。 

 坊主とお経は、人が死んでからのものだろう。 いまや葬式産業と化した日本の既存仏教界、坊主が屏風に、、、ではなく、坊主が病院に居たら、どう感じる? あの頃の仏教は、生きていたのだと。 うらやましく思う。 しかしこの知人の坊主は、他宗派でも頼まれ葬式坊主をするという。 

 先述したが、日本仏教は浄土真宗を除き明治まで妻帯が許されず当然、世襲も無かった。 ひとケタの年の頃から、男ばかりの世界だけで生きる。 業、カルマ(karma) がオカマになっても、不思議は無いような気がする。 その件の知人によれば、額に入った言葉に、いやに肉欲の戒めが多いと言う。 人里離れた男だけの社会でどうして、ことさら淫らな行いを戒める言葉が続くのか。 


 遮水壁と小出氏              [おかしな帝王学]


 福島の事故直後、いままで無名の虐げられていた存在であった 熊取六人衆の生き残りである小出裕章氏によって語られていた 遮水壁。  これが事故から二年半も経とうという時、これから向こう二年をめどに。 これも電気を使ったと言う事であろう、凍土による遮水壁を造ろうという。  東電テイスト、満載である。 

 諫早湾を遮断した時の、すとんすとんと巨大な鉄板。 これで地下水の流れを遮断するのかと思いきや、その装置の維持にエネルギーを、その在る限り必要とする。 ぽいと言われれば、あまりに電力業界っぽい発想で、感心する。 

 小出裕章さんのような人が原子力規制のトップになる日本と言うのは、高望みが過ぎるのだろうか。 



参照:
≪ 熊取六人衆 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-13-3


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