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大胆にして姑息 – 安倍政権              [天成人後]


 大胆な金融政策、つまりは日銀にジャブジャブお札を刷らせる。 これで何の不都合も無いのなら、誰だってやっていたのではないか?と思うが。 とにかく安倍政権はこれをやった。 円安と、株高である。 自分のところに火の粉も散って来ないのに、庶民は派手な打ち上げ花火に酔っている。

 かつて、景気が悪いとなんだか良くは分からないが現在の政権には何か問題があるのだろうという米国や、景気が良ければ一党独裁でも気にならないという中国を、どちらも下のように見ていたが。 何のことはない、七十%あたりで下がらない支持率を聞くにつけ、我が日本も同じなんだと思い知らされる。 まだ最大野党の党首といった段階でその発言に反応した 市場 というのが、いかにも胡散臭い。

 安倍氏の祖父である 岸信介 の党と言っていいのだろう、自民党は。 憲法改正が結党の第一義、党是であって、それも九条をなんとかせよというのが本国の意向だったと思われる。 朝鮮戦争の時、歯がゆかったのだろう。 警察予備隊から自衛隊への流れも、本国からしてみれば甚だ不充分で。 天下を維持するためには、在日米軍基地は当然として、さらに州兵のように海外で戦う日本の軍隊を手に入れたくて仕方がない。

 尖閣の中国や、北の金ちゃん大暴れで、スタジアムは完全にホームだ。 なぜ、正々堂々と 九条 を。 集団的自衛権 とやらを、国民に問いかけないのか。 この期に及んで保険を掛けて、九十六条から攻めるとは。  姑息 という言葉以外、見つからない。


≪ 朝鮮戦争と自民党 ≫
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2013-02-02


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