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景気の果てに見えるもの              [民主主義の原理運動]


 景気よければ七難かくす。 やれ景気、それ景気。 景気の果てに見えるものが、偉くなれば成るほど見えなくなるらしい。 景気の前に、我々が得るべきものがあるのではないか。


株、相場、オイル。 英国           [天成人後]


 株は、持っていない。 円安も外国に物を売ったりしてないので、逆に灯油が高くなるというのが半径五メートル以内の感想だ。 しかし、株高や円安でこうもにぎやかになると。 大多数の人にとってこれがいかに大事な事なのか、知らされる。

 この二つは、相場 である。 市場 と体よく呼んではいるが、賭け事と同根の 博打 の親戚である。 近代と呼ばれる時代に入った時、先頭を走っていた 英国 。 後継者のアメリカの時代になっても、株と相場とオイルは変わらず世界の中心にいる。

 冷戦時代をもたらした、米ソ 二超大国。 マルクスレーニン主義というのは、産業革命後の社会矛盾に対して生まれたものであり。 日本でいえば 野麦峠 のような、仕事の流れの末端に居る者達の理不尽を元々は考えていた哲学である。 産業革命の本家 イギリス は、ソビエトを生んだ国でもあるように思う。 そしてもとより、米国の旧宗主国は 英国 である。 東西に実験国を二つ作ったようなものだ。 相場が、一党独裁全体主義に勝った。

 ソ連は東洋、黄色人種に 中国 つまりは中共と言う国を造った。 黒いネコでも白いネコでも、ネズミを捕ってくる猫は良い猫だとするその現状は。 中華 がイギリス発ソビエト経由のものに右に左にとその近代化の過程でいいように揺さぶられ、ひれ伏したような状態で。 文化的には 漢字 儒教 などなど多くを由来に持つ日本として面白い状況ではない。 しかし当の日本が、英国発西経由の米国に完膚無きまでに叩きのめされ隷属している。 今日の世界情勢は、中東・インドも含めて、あらためて 英国 なのだと思わせる。


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