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安倍晋三氏のはしゃぎよう          [天成人後]


 自衛隊を国防軍に、日銀がどんどんお札を刷ってそれで国債を買えばいい。 ネトウヨと金の亡者が大挙のってきて、小泉郵政選挙のような事を期待してか。 自民党総裁である安倍晋三氏は、はしゃいでいる。 円安も東証株価上昇も、日本の政権が交代することに対しての御祝儀かと思いきや。 当の御本人はもちろん、巷の評価も安倍氏の金融緩和発言に反応してのものと言う事だ。 まだ野党党首の発言に、次期総理最有力候補だとはいえ市場もよく反応するものだと感心する。 しかしこうも反応すると、相場は常に気分で動いているものだと白状することにもなる。

 今回の選挙は自民党が圧倒的に優勢とされ、国民の間にも 自民復活待望論 すらある。 もとより 利に聡い自民党、その総裁に、有頂天になるなというのが無理だろう。 北朝鮮がどうにかミサイルでも発射してくれて、中国漁民が尖閣諸島に上陸でもしてくれたら。 舌足らずのヒトラー登場も夢ではない。 勇ましい事をいったところで、決して対米独立することのない霞が関の傀儡永久政権。 

 敵は内にあり。 金の亡者が天下を取り、それを許すのは人々の気持ちだ。 そして、帰属意識は人の深いところに反応する。 人は勿論のこと、いまは企業でさえ社会的におかしなことは出来なくなってきている。 問題は国、 Organization 格 が国まで大きくなったときだ。 無法がいまだにまかり通る。 これを抑えるのは、スプレー缶からフロンを追い出したような、世の中の無言の方向性だろう。 


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