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選挙区調整。 第三極を第二極に。          [おかしな帝王学]


 小選挙区で選挙を行う以上は、第二極にならなければ話の外になる。 民、自、公のプロレスに目を奪われていては、霞が関、財務省の思うつぼだ。 無理やり争点を作り出しているが、彼らはみな霞が関の僕(しもべ)なのだ。 そうでないという自覚のある政党は、合流、合併に至らなくても、少なくとも選挙区の調整に腐心して、票のつぶし合いを最小限に抑える努力を、残り短い期間に最大限傾けるべきではないか。

 霞が関の操り人形と、まだそうはなっていない勢力との戦い。 言葉にすれば情けないが、実のところ今回の選挙はそんなところであり。 いまのままでは、そこすらはっきりして来なくなる。 だいたい、天下国家の一大事を語る時に 「 あいつとは一緒にやりたくない 」 などという言葉が漏れ伝わるような石原氏、あなたは 総理大臣 に成る気があるのか。


 可及的速やかなる脱原発で、どうしてまとまれない。      [おかしな帝王学]


 橋下大阪市長のもとで始まった政党が、原発について何やら焦点のぼやけた話になって来ている。 金輪際、稼働を認めないというようなはっきりした態度を、共産党や社民党以外が何故取れないのか。 とりわけこの時期になって橋下氏は、何故これまでよりも後退する話になったのか。 第三極の中心である日本維新の会に、問い質したい。 先ほど、企業団体献金を上限付きで認めるという維新の会の方針変更が伝えられた。 仲間に原子力村から、それに連なるものからの援助を受けている者が居るという、証左ではないのか。

 これほど世論がはっきりしているものを、何十年も先の話にすり替えたり、どうとでも後で言い逃れが効くようにふにゃふにゃ歯切れの悪い政党は、おかしい。 第三極は、可及的速やかなる脱原発でまとまれば、容易に第二極となるだろう。


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