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国家と民主主義          [民主主義の原理運動]


 国というものにわざわざ家をつけて、こんにち我々が呼びならわす国家。 民族によって実践される文化によって国がまとまれば、幸せな事だ。 これは世帯、家庭に続く Organization 格 であり、間に会社、企業、法人といった人の集団がある。 民族の証となる文化は、やはり圧倒的に人の遺伝子の受け渡しで継承され、そこには家庭、世帯というものがある。 家庭というOrganization 格 が、国家というOrganization 格 に帰属するというのが、近代における制度だろう。 国家は最強の Organization 格 ジャンル、無差別級である。 

 人は生き物であるから、ひとつのOrganization 格 である。 もとより生物は個体おのおのブラックボックスであり、人も自然界の生命体である。 ここに平等に一つずつの投票権を与え、その投票による多数決で国家の物事を決めていこうかというのが民主主義というものだ。 ギリシャ時代の民会構成員を決めるのが、現代の民主主義で国会議員を選ぶ選挙という作業だろう。 ここに組織票という、人と国家の間にある Organization 格 が力を持つ現状は、民主主義の原理運動から言って認められない。


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