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製薬会社              [おかしな帝王学]


 公に属するものがヤバい。 製薬会社は自ずと行政の規制を受ける業種だ。 旧・ミドリ十字は、薬害エイズ事件で取り沙汰されたが。 ここが、戦時中に人体実験など行った旧日本軍の七三一部隊に関係していた、とも聞く。 日本最大の Organization 格 は霞ヶ関の官僚機構だが、そこと自ずと大きく関わる Organization 格 もまた、ここに来て問題を抱えている。 

 向精神性の薬物が、営利をむさぼる Organization 格 の餌食になっているように見える。 そも、我々の受け取る医師の処方による薬は、その一部が彼らとの交際費のようなものだ。 治っても指示どうり飲む者は、居ないだろう。 

 病院も開業医もまた、Organization 格 である。 法人になったとたんに、多少のことはいいだろうとなる。 これにせいぜい三割の実負担である国民皆保険制度が、皮肉なことに拍車をかける。 もし十割の実費負担が増えれば、我々ももっと考えるだろう。 

 社会保障の改革を言うのなら、現在の薬を売ってなんぼのようなやり方を改めるべきだ。 これは、近代科学テクノロジーによって医学の進歩に貢献する製薬企業を、いささかもおとしめるものではない。 

 

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