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近代科学テクノロジーと明治維新              [文化の日]


 幕藩体制、江戸時代までは当時 国と呼びならわしていた藩の連合国であり、そのトップが徳川家、江戸の中央政府だったと言える。 その日本が、人類有史以来最大の。 近代科学テクノロジーの大変革に際し、その藩の中から。 しかも下級の武士を中心として、同時多発的にわき起こったのが。 明治維新だったと思う。 

 近代科学テクノロジーとの遭遇については、不完全だった。 当然のことだ。 先を行っていた白人の世界が、そもそも不完全だったからだ。 しかも、それを恥じる必要もない。 象徴的に言えば、1969 年を境に。 人類は新たな段階に突入した。 それまでは、それでよかったのだと思う。

 我々、日本人は。 選択の余地がない。 知っていて何もしないのは、与えられた地位が高ければ高いほど。 罪深いものだと考える。 自然を敬う神道の心。 物事の道理を、理知的に深いとらえ方をしようとする仏教。 それに明治維新で手に入れた、近代科学テクノロジー。 
 これら合わせて、いまの世の中のありようについて意見の一つも持てないのは、日本人として恥ずかしい。 

 市民の日常への原爆投下まで行き着いて、麻薬のように手に入れた消費社会の中で。 あなたはどんな意見を、お持ちなのか。 強く問われている。 目指すべきは、維新の完遂なのだ。 国のありようを、だだす。 



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