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 内閣交代と財務省              [懲戒免職]


 民主党の代表は野田氏となり、野田内閣が誕生した。 素人が、感想と意見を述べよう。 

 まず、彼の発言で印象に残ったものは、増税。 それも消費税の増税、これ以外に特に思い至らない。 財務大臣になってからの発言のように記憶する。 その前の菅総理も財務大臣からの総理だったと思うが、やはり就任直後の一、二ヶ月、消費税上げの御用学者などメディアに登場させ、消費税増税に熱心だった。 この流れは如何なものか?

 財務省とは旧大蔵省、官庁の中の官庁と言われ。 官僚機構という怪物が、これしか食さない、口にしないという、「税」 を扱う。 ドラキュラにとっての生き血、を扱うならば。 確かに、財務省とは官庁の中の官庁で、怪物の中で別格なのであり、最大級の伏魔殿(ふくまでん)なのだろう。 

 この伏魔殿の中で国民の期待を背負った心ある官僚が、怪物に支配された官僚機構システムを必死にオペレートする。 というのがまともな公僕のあり方なのだが、残念ながら目下のところディズニーランド以外で実現していない。 出世が人の手になく、怪物に牛耳られた官僚機構という組織格が人事を思いのままにしているからだ。 

 この人事、官僚の出世を監視できるのは、我々によって選ばれたはずの 「政権」 以外に、何があるのか。 いまこの復興の為にこそ、公務員改革があるのではないのか。 「社会保障と税の一体改革」 ではなく、「復興の為の公務員改革」 ではないのか。 無駄な税、つまりは無駄な仕事の根絶を目指し突き進むのが、政権に求められている事ではないのか。 むだな仕事の肥(こや)しになる増税など、認める気はない。

 この震災をあろうことか利用して焼け太りしそうな、お上マター面々を見かけるが。 国難であるならば、その国に雇われたもの達が一割二割と言わず給与を半分にして差し出せばよいではないか。 



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