原発は残さざるを得ないという、人気作家 [懲戒免職]
「若者の抱える問題や社会的事件を扱い、若い世代を中心に人気を集める」、という前フリで紹介された作家が「人間は色々悪い技術も作ってきたが、それを手放した事はない。」 として、原発は残さざるを得ないと言う。 先述の村上春樹氏との違いに驚く。
ユーミンのコバルトアワーなど背にしながら語るこの作家。 この前 メディアを通して拝見したのはNHKにおけるサンデル教授の討論番組だったが、日本の文化人代表のようにして出演した彼は、人間が火を使いこなすようになったのと同じように原子力も使いこなすようになる、といった趣旨の発言をしていたようだ。 もしや震災からそう日の経っていない時のこの発言で、引っ込みがつかなくなったのか。
若い世代を中心に人気を集めるというこの作家は、「どうなる」 ばかりを語り、 「どうすべき」 を実のところ一言も語っていない。 二度これを目にすると、さすがに残念などというよりは辟易とした印象を持つ。
参照: サンデル教授の討論番組について
《 生活水準を下げたくない 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-24
《 2006/12/26 午前 0:28 [苔の生すまで] 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-23-1
2011-08-20 01:10