SSブログ

五百籏頭、復興会議議長  その増税への執念。               [懲戒免職]


 復興構想会議というのがある。 記憶では、震災後それも直後と言っていい時期に、何もかもはっきりしない状態の中でいち早く、「増税」 を打ち出した。 どさくさに紛れてといった感もある。 その議長が、この珍しい 五百籏頭(いおきべ)という苗字を持つ人物である。 現・防衛大学長と聞く。 

 現在日本のテクノクラートの一人である事は間違いないのだろう。 メディアで彼の話を聞いた。 日本人の自発的共助の精神をしきりに持ち上げていたように聞こえた。 もちろん、それは素晴らしい。 世界に誇るべきものだ。 しかし、被災地の為に何かしたい という気持ちに 付け込んで 「増税」 を成就させようというのは、はなはだ いただけない。

 何かというとタクシーを使い 電車には乗りたがらない、そんな人物に自分の金を託す気持ちになるだろうか? いま増税するとは、そんな浪費家に金を渡すに等しい。 税の使い道を問う議論がいつの間に、社会保障の改革やら復興財源の話になった? まず問われるべきは、公に禄をはむ者たちのありようだろう。 

 この五百籏頭氏、元検事の堀田氏などの発言を聞くと。 その上から目線の陳腐な日本人礼賛に、決定的な違和感を感じる。 一度、フーテンの寅さんの目線で、日本を見つめてみたらいかがだろうか。 



玄海原発 運転再開、地元自治体容認              [懲戒免職]

 
 この時期、我々は原発に対しての態度もよく見ておくべきだと思う。 誰がどのように原発に対して振舞うか、だ。 この気味の悪い地の底から湧き上がるような、原発を続けたいというベクトル。 化け物が、日本を二流の先進国にとどめている力の源泉だ。 


 

 公務員改革と税の一体改革              [懲戒免職]


 社会保障と税の一体改革と言われる。 いつの間にそうなった? 原発事故の問題を経て、原発も言わば公務員の問題なのだ、霞ヶ関の問題なのだと。 そう、多くの人々が思っただろう。 税や公共料金値上げで事態を収拾しようとし、その手先達は やらせ を使ってもまんまと逃げおおさせようという、化け物の動きが垣間見えただろう。 

我々が求めるのは、「公務員改革と税の一体改革」 である。



 脱原発と郵政解散              [おかしな帝王学]


 菅首相が、広島・長崎で歴史的演説をし、脱原発を高らかに訴えて解散総選挙に出る。 こんな観測がある。 かねてから小泉前首相を強く意識してきたように見える菅氏の、やりそうと言えばやりそうな事である。 しかしそこには決定的な違いがある。 郵政民営化は、それこそ広告代理店あたりも総動員して民を牧すべく動いた勝利だったが、脱原発はそこらへんが維持に動いたにもかかわらず、民度の向上した我が日本国民の圧倒的多数は、いまや脱原発だ。 争点になり得るはずもない。 



再生可能エネルギー促進法          [懲戒免職]


 孫 - 菅 両氏、黒岩知事らによる 自然・再生エネルギー法案 。 素人目には、再生エネルギー「買取法案」に見える。 趣旨はいい。 しかし、市井の民への公共料金値上げにつながるのは、いかがなものか?

 電力会社が原価を積み上げて、それに自分らの取り分、マージンを加えたものが電気料金として成り立つ。 地域独占の企業に与えられた、この法がおかしいのではないか。



リアルタイムでテレビを見る、危険性              [近藤 武]


 HDD レコーダー が出てきてから、本当にリアルタイムに放送されているテレビを見る事は稀になった。 DVD レコーダー というが、HDD(ハードディスクドライブ)にDVD がおまけでくっついたようなものだ。 個人的にはそう思っている。 
 ビデオテープデッキの時代も、テレビは録画して見るように努めたが。 HDD になって、ストレスが無くなった。 つけた時にたまたまやっていた放送が面白そうなら、すぐ録画すればいい。 9.11 や 3.11 発生時のように、そのまま生で見るべきものは、そう多くないはずだ。 

 音声付早送り再生や、CM飛ばしをしながら。 あれ?いまこいつ何言った? というところは、何回でもじっくり聞きなおす。 音声に二次元動画が合わさったテレビメディアというのは、活字では伝えきれないところを伝える。
 
 末端 視聴者が、録画して見るのかリアルタイムで見るのか、そもそも録画する方法を持っているのかは。 放送を流す側にとっては、大変な違いになってくるはずだ。 リアルタイム(いまやってる放送を見る)でしか見ないと、下手をすれば隷属させられるように思う。 

 どこに隷属させられるのか? テレビ局と、そのCMを取り持つ 広告代理店 、そこにつながる企業群。 経済の法則に従う組織、 Organization 格 の群れだ。 
 テレビメディアは第二のアトミック・ボム 、愚民を洗脳し牧民するためのツールということだ。 


参照:
《 第二の アトミック・ボム →  テレビ 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-13-2



石原都知事お膝元、UHF番組にて #2            [箱根アフロディーテ]


 先に述べた土曜の午前に放送される東京ローカル局の座談番組で、また原発についてやっていた。 識者が 「村上春樹やらあそこらへんの団塊の世代は、一番原発の恩恵を受けてきたのに。」 として、なのに反原発とは、間抜けだし おかしい 、と言う。 

 また、これまでさんざん恩恵を受けてきて、事故が起きても危険からは遠い 都会 の人間が脱原発を言うのも、理解に苦しむと言う。 3.11 以降の変化をお分かりでないという事か。 

 自分の育ちの一部のような事でも、おかしいものはおかしいと、大人になったら言える日本人でありたい。 損得に関係なく、正すべき事には声を上げていく日本人でありたい。 これが我々を襲った、気持ちの変化だ。 


参照:
《 石原都知事お膝元、UHF番組にて  》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-18



 円高 #2              [近藤 武]


 戸惑う事がある。 経済で争っているはずだった。 まあ、競争というやつである。 その価値、通貨自体が高いのは、一にも二にも 有利な事では無いのか? どうも、素人には分かりかねる。 円高を生かした経済モデルというのは、なぜ? 日本の専門家から出て来ないのだろう。 奇説でもなんでもなく、ありそうな気がするが。 



海江田 大臣              [懲戒免職]


 次期総理候補とも取りざたされる、東京一区であの自民党重鎮の与謝野氏に勝って堂々、現・経済産業大臣である。 これが、あの古賀茂明氏を、使いこなせない。 失格、である。 足元の、経産省官僚である彼を、あろうことか首にしようとする。 これがいま日本を覆う、なんとも言えない閉塞感そのものだ。 

《 大臣 》 http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-06-14 の項で述べたように、省庁のトップとしての大臣が置かれた立場というのは理解しているつもりだ。 ならば非公開の会談をいいことに腹芸をうって、古賀氏と経産省平定の為の策でも練ったらどうだ。 電力独占を崩す事から初めて、征官大将軍となればよいではないか。 何を、やっている? 官の問題があらたまらなければ、日本の山積する難題を、何もまともに解決出来る訳がないではないか。 そんな政府、政権はもういらない。  

参照:
《 見上げた 官僚 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-21



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。