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酷暑の現場              [友人への手紙]



 この夏の酷暑を受けての、自然界についてのご懸念。 それは国境のない問題なので、日本がどう世界じゅうを巻き込む方向性を示せるか、が肝要であり。 それを待ってるのは日本の我々だけでない、と思います。

 民主党 代表選について。 「想定外だったが、現内閣にはかなり失望してたんで、新鮮な気分でドラマを見ている。」 との事。 そんな人は案外 多いのではないでしょうか。


                             Sep. 3rd , 2010



 おした              [天成人後]


 
 日本には従来、「お上」 (おかみ)と言う言葉がある。 それに対し 「お下」 (おした)と言う言葉を提唱したい。 決して卑下するものでなく、尊敬と親しみを込めてのねぎらう呼び掛けだ。

 故・日野元彦氏は、ドラムというもののあり方について。 「ドラムはカーペット職人のようなもの、ピシッと敷きつめられて浮いてたり波打ってたりしてはいけない」 とおっしゃった。

 公務員、行政。 これからの日本におけるこれらのあり方は、優れた床はり職人であり、カーペット職人である。 Jazz の世界に例えるならば。 アンソニー・ウイリアムス や フィリー・ジョー・ジョーンズ のような素晴らしい仕事をしてくれるなら、この日本からも、マイルス、ハンコック、のような卓越した国民が続々と出てくるだろう。 という事だ。 




正義の しもべ は、どうなっている



 村木さんが一審(横田信之裁判長)無罪になった。 この郵便不正の話は 報道が事実であれば、まさにとんでもない話だ。 その先には、石井一という民主の大物議員が居る。 民主の大物と、女性キャリアの星 といわれたキャリア官僚とを二人、血祭りに上げる大阪地検特捜、という図式だったようだ。 

 検察というのはまぎれもなく官僚機構の一部で、人を死刑にする権限まである。 有罪さえ勝ち取ればの話だが、日本の刑事裁判。 つまり検察によって起訴された裁判の有罪率は、九割を軽く超えていたと思う。 
 国税の査察が入って、、、などと たけし がぼやいていたようなものとは比べ物にならない、国家権力の最後の砦が、検察機構なのである。 まともにはたらけば、こんなに頼もしいものもない。

 しかし菅家さんの冤罪、取調べの可視化、また小沢氏の 西松 についても。 こんにちの検察には、おおいに疑問を感じる。



みちびき と 中国体当たり漁船



 みちびき 、式典会館ではない。 日本が打ち上げた、準天頂衛星である。 米軍のお下がりと聞く現在の GPS 衛星システムを補強して、信頼性と精度を増すのだという。 多方面に大きな利便をもたらしそうだが、これは海上の領域問題にも役立つと思う。 

 《 平和の銃http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-03-06 で申し上げたように、日本の領域内で他国が何をしているのか、この位置情報つきでなんなら全世界に生中継できる態勢を整えたい。 そうすれば今回の中国漁船による違法操業、領海侵犯、体当たりなども最初の警告段階から動画像に記録し、一部始終を見ることができる。 多数のカメラが使われ、それぞれにきわめて正確な位置情報が記録され、その画像に処理が施されていない事の証明とともに、正式な映像、日本が国として責任を持つ いわば 国家映像 として。 国連だろうが、G8会場だろうが、どこでもみなさんに見ていただく。 

 漁船の船長を逮捕・拘束したことに中国は強く反発しているようだが、毅然とした対応を続けていただきたい。 そもそも妙な理屈でなし崩し的に始まっているガス田開発、それについての協議を延期するなど言って来ている。 尖閣諸島について、日本に相応の義があるのなら、どんな場でも出るところに出る、という覚悟で中国に相対していただきたい。



  円 高                     [苔の生すまで]



 自国の通貨が高くなる。 これで今、日本があたふたしている。 しかし本来、自国通貨の価値が上がる、という事は。 とてもめでたい事、ではなかったのか。 




選挙権のない選挙              [友人への手紙]



 民主代表選は、太河ドラマ顔の菅氏に決まったようですね。 官僚機構に対し、よりはっきりした姿勢を見せていた小沢氏でしたが。。。  しかしその主張に引きずられるようにして、菅氏もいくらか霞が関についての発言があった事で、よしと考えるべきかと思っています。

 敵は菅でも小沢でも自民でもなく、霞が関にあり。 いまだに高笑いしています。

                          Sep. 14th, 2010



ガス田近辺での動きなど

 

 内政と外政という分け方がある。 分けて考えなければならないから、政治のマターとして区別する言葉がある。 

 中国という国と相対して、辟易してしまうのは。 この国、国内的にうまくいっているからといって、外政も内政と同じ感覚で進めようとしている事だ。 

 少し中国という国は、大人になったらいかがだろうか。 もしや、大人になったら生きていけない、とでもおっしゃるのだろうか。



エース の改ざん                [懲戒免職]



 強烈な権限を持った官僚機構であるところの検察、事件担当の主任検事が自らデジタルデータの改ざんをしていたという。 まさに信じがたい、信じたくない話だ。 あの西松事件、小沢氏元公設秘書の捜査にも関わっていた、大阪地検特捜のエースだそうだ。

 ニュースの第一報を聞いて、よく明らかになったものだと思う。 この件が明るみに出る事に、一条の光を見る。 問題はこれからだ。 世論を喚起して、法治国家 日本の礎、検察を正していただきたい。

 誰からどのような指示、もしくは意向の提示または示唆 があったのか。 我々、日本民族の本来 誇るべき官僚機構、検察を。 このように捻じ曲げたのは、いったいどのような勢力なのか。 どんな場を牛耳る雰囲気があったのか。 日本人であれば、知ろうとする必要がある。



中国に ドーパミン


 思惑が叶うと、ドーパミンだかエンドルフィンだかが出るという。 脳内麻薬様物質というやつで、この依存症は誰でも大なり小なり持っている。 成功体験に溺れるというやつだ。 問題なのは、スリや痴漢の常習犯から前田捏造までの犯罪者で、これらは捕まらなければ もっともっと とエスカレートする。 

 体当たり漁船船長の釈放は、そのエスカレーションのきっかけを与えた。 図体だけでかくなり、しかし志の点ではとても遅れた現在の中国という国は。 どこまでも都合よく、この事実を利用してくるだろう。 いったいこの顛末は、どういう事か。



  ある噂              [近過去]


 地検の判断、仙石官房長官の意向の噂、ちらつくアメリカの陰。 この体当たり船長解放と 前田地検特捜検事の改ざんとが、奇妙にダブってくる。 あまり確たる話でもないものは慎むべしと思っていたが、仙石官房長官がこの深刻な会見に際し、深々とお辞儀した後 薄ら笑うようにして顔を上げたのを観て。 やや考えが変わった。

 前田検事の改ざんについて、官房長官と朝日新聞が民主党代表選挙前にその事実を把握していながら、故意に代表選後まで発表を遅らせたという、噂がある。 機密費がそこにあてられたのではないか、とも。 真相はどうなんだろうか。
 
 漁船の体当たりが 9/7、 民主の代表選が 9/14、 前田改ざん発覚(朝日独占スクープ)と異例の即日逮捕が 9/21 。 そして今日 9/24、 中国人体当たり船長解放だ。
 これらがみな地下茎でリンクしているようにも感じられてくる。 意外に思われるかもしれないが、その妄想の間ずっと鳴り続ける通奏低音はアメリカなのである。



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