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学会票


 公明党というのはいったい何なんだろう。はなはだ気色が悪い。 宗教組織が政党を持ってよいのか? 政教分離の大原則はどうなった? なし崩しで政党然としているかと思っていたら、自民政権に連立してもう10年近い。 この奇妙な野合は、自民 公明 両党の本質を雄弁に物語っている。

 自民は、政権を持ち続ける為には何でもあり、誰とでも組む。そう、政権を取り返す為にはあの社会党(現・社民党)とも組んだのだ。 公明も与党の「美味しさ」に中毒になっている。本体の創価学会は利益(りやく)、それも現世利益が無ければ仏教なんて という団体だ。 それが連立とはいえ与党、ある意味 頂点を極めたのだから、これから野党に下るのは恐怖だろう。

 巷で言われている通り、民主党が勝てば公明は連立を画策して来るはずだ。 その意味でも民主は必ず 矢野・元公明党委員長を国会に呼び、創価学会と公明党の関係を徹底的に問題にすべきだ。 

 
学会票など無くても政権は成り立つ。




公明党は、去っていただきたい              [おかしな帝王学]


 理屈としては、宗教をやっている人間がどこに居てもおかしくない。 それと判らず世の中に混ざっているのだから地雷のようなもので、上司や取引先が実はそうだった なんて事で苦い思いをした人も多いのではなかろうか。 特に今や最もメジャーな創価学会は、冗談だが、外出時には会長さんのバッジ着用、家の表札の横にもその旨 表示して、あらかじめ周りに判るようにして欲しい。

 学会員にとてもいい人が居るのを知っているし、つらい思いをした事がきっかけで入信した人が多いのだろうから、むやみに批判をするつもりはない。 ただ、宗教団体が 公明党 という政党を持ち、連立して政権与党におさまっているのは、断じて おかしい。 公明の力の源泉は確実な組織票で、その投票にかり出されるのが善良な末端信者なのだから。 

 なし崩しで成り立ってきた数多くの おかしな既成事実を、原理原則で見直す。 これが今 日本社会の取り組むべきことだ。 民主主義の根幹である選挙を歪めている大問題だから、早目に処理してもらいたい。 政権から去るだけでなく、政治の場から去って欲しい。 



総裁選という名の興行


 総裁選という名の興行が始まっている。ワクワクする総裁選だそうだ。 あっと言う間に、福田のふの字も出て来なくなっている。 思い出して欲しい。ちょうど一年前も、安倍辞任を受けて派手な総裁選だった。ある晩を境に福田で党内まとまっていたのに、その後も福田・麻生 両候補が連日 報道番組に生出演し、だらだらと急所を外した じゃれあうような論戦。最後はこれが一週間も続いた。うんざりだった。 また今度もメディアはこれを許すのだろうか?

 メディアへの露出が増せば確実に支持率は上がると言う。 これまでのところ自民の思惑通りで、立候補に必要な推薦人を集める場面から大映しになっている。 キャスターやコメンテーターが、これはプロレス興行のようなものだと注意を発しているのを聞いたが、相手はあの小泉劇場を主催した劇団・自民だ。B層とされる観客も、減ったとは言い切れない。 だから いま正気の者は、気が付いたら声を上げるべきだ。 我々に投票権のない選挙を、ここまで取り上げる必要があるのか?と。

 積極財政、財政再建、上げ潮 と、一見 多彩な軸があるように映るが、分かりにくい。 しかし、いずれも増税するか国債を出すかのどちらかと見て間違い無いだろう。 我々の関心は官僚機構をどうしてくれるのか と言う事なのだから、シンプルに「天下り完全禁止」を軸にして振り分けたい。 そうすれば総裁候補は みな片方にかたまり、黙るだろう。 自らの存立の基盤となったシステムは崩せない。


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