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教育委員会              [天成人後]


 なにか学校関係の問題がもち上がると必ず出てくる 教育委員会。 この制度は戦後間もなくの 1948(昭和23)年 GHQ によって導入されたそうだ。 アメリカ本国にならい 「自分らの町の学校が、自分らの子どもたちに教える内容は、自分らの代表が監視する」 という事で、初めは住民による選挙で公選されていた。 それが知事による任命制に変えられたのが 1956(昭和31)年。 前年暮れに保守合同により出来たばかりの 自民党 がやった初仕事がこれだったとも聞く。

 1940年代後半から50年代にかけて、ソ連を中心とした東側世界が力を付け、日本でも例えばメーデーなどは 今では考えられないほど盛り上がっていたらしい。 共産主義の隆盛だ。 アメリカ本国ではマッカーシズムの嵐が吹き荒れた。 

 日本の教育委員会は公選制から任命制になると同時に、会議を公開する取り決めが失われ、教育予算の編成権を失った。



教員採用不正事件


 日本社会の劣化が言われる今、その後継者たちが最も多感な時期に接する「学校の先生」の話だ。 お先真っ暗な気分にさせてくれる。 捜査をする警察も、立件する検察も、裁く裁判官も、もちろん先生も。 みんな「公務員」。 互いにかばったら、このまま 大分のそれもごく最近の事件 で終わってしまう。

 そうならない為に、みなが選挙で選んだ「政権」が 公務員つまりは「行政」を管理・監督する。 多数決で民主的な意思が反映された国の運営をすべく選ばれた政権のはずだが、いまの日本はどうだろうか。 期待し、それを裏切られたと憤りをあらわにすれば 「世間知らずだなぁ」 などと笑われかねない。 冗談じゃない! そのニタついた薄ら笑いが、国を滅ぼす。

 それは珍しい事ではない という、小学校でも高学年になれば分かりそうな裏の話。そんな事を全て暴いていったら大混乱。 そう言う大人が多すぎるから 「大混乱 大いに結構」。 徹底的に暴いて欲しい。 他ではどうなのか、いつからなのか。 



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