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広島土石流災害と安倍総理 – 国民の命より お仲間      [懲戒免職]


 集団的自衛権の時には、あざとい母子のイラストなど背に 「国民の命を守る!」 と熱弁をふるい、少数ながら間抜けな国民をうなずかせた、あの 安倍総理 が、20日(2014年8月)に発生した 広島土石流災害 の際には、まるで国民の命など二の次といった対応を演じた。

 未明に発生した被害の第一報を聞きながら、安倍総理は静養先の別荘からゴルフに向かったという。 プレイは午前8時からで、そのメンバーにはあの森元総理、フジテレビ日枝会長らがいたそうだ。 その後9時過ぎには中断して、急遽 東京に戻ったのが11時。 当日のテレビニュースでは 「安倍総理は静養先の山梨から予定されていたゴルフを中止して官邸に戻り指示にあたった」 としか報じられなかったので、間抜けな国民は一時間以上もこんなメンバーと災害の報告を受けながらもゴルフに興じていたとは知らなかった。

 森元総理とゴルフといえば、えひめ丸だが。 さて、この名宰相からの 「私のようになるな」 というアドバイスがあったのかどうか。 8時半になって、官邸詰の記者連中から 「こんな時に安倍さんはゴルフか?」 と声が上がり始めたのを耳にした菅官房長官が直々に安倍総理に電話し、ようやく帰京の決断がついたようだ。

 と、ここまででも問題おおありなのだが、話はこれで終わらない。 官邸に数時間居ただけで、夕方にはまた山梨の別荘に戻ったという。 何が 「国民の命」 か?  身一つで出てきたので、身の回りの物を取りに帰ったという。 その割には、翌日 天皇がご自身の静養を取りやめたい意向を表明されるまで、別荘に居続ける。 靖国しかり、天皇陛下とは意見のそりが、合わないようだ。

 そして災害翌日、21日に別荘で会っていたのが、JR東海の葛西会長だという。 彼は熱心な安倍晋三の後援者とされ、NHKの籾井会長と同族である。 彼との約束を守るために、安倍総理は別荘に戻ったのだろうか。


追記:
先日の広島原爆記念日には、被爆者の代表が総理に面と向かってテレビカメラの前で集団的自衛権に反対意見を述べていた。意見の同じ支援者に囲まれているのが何より好きで、反対意見に対しては執拗に根に持つとの噂のある 安倍総理。 今回の広島土砂災害への初動対応に、その影響はあるか。


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