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石破茂氏、ようやくデモとテロの区別がつきました。          [懲戒免職]


 自民党の幹事長、石破茂氏が絶好調だ。 このネトウヨ言うところの、石橋ゲル氏。 安倍晋三総理と並んで、腐ったネトウヨのアイドルである。 自他共に認める軍事オタクで、執務室には兵器のフィギュアが並ぶ。 安全保障なら任せておけという政治家で、同類の安倍氏と飛車角の双璧を成していた。 安倍氏に二度も先を越されて首相の座に就かれ、溜まっていたものもあっただろう。  状況のあまりの良さに、つい本音が出た。

 「無言の整然とした行進でなければ、デモはテロと変わりがない。」  批判に対応してテロと言った表現は撤回したようだが、民主主義の有りようにもとるとしてデモ行為についての見解は改めない。  民主主義だからこそデモが許されるのではないのか?  政治家の失言はほぼ100%本音がついポロリと出たというもので、それも多くは講演など生の場面で出ている。  しかし今回の発言は石破氏の公式ブログによるものであり、その意味で根深い。 

 現在、参院で審議中、可決間近と言われる 特定秘密保護法案 では、外交、防衛のみならず テロ についても含むとしている。 一見もっともらしく見逃しそうだが、デモもテロとみなすと言う意識をもった者たちによって焦り狂って成立させられようという法案だ。  この法律のとんでもなさを、雄弁に物語る。

 思えばこの秘密保護法案が衆院にかけられた頃から、猪瀬都知事の徳洲会五千万円事件やら中国の防空識別圏やら、感心するほどいいタイミングでニュースになった。 さらに自民党沖縄県連の辺野古移設容認決議まで出てきては、石破氏のみならず安倍総理はじめ自民党の先生方に、いい気になるなと言う方が無理な相談だろう。  大いにいい気になって、本音をどしどし発言していただきたい。 

 彼らの本音とは、国民の目も耳も口もふさぎたい。 たとえ目と耳が開いていても、口だけはふさぎたい。


追記:
よく、「罰せられる事は無い」 という気休めを耳にするが、逮捕され起訴され有罪判決を受けた場合のみがこの 「罰せられる」 ということで、そのどの一歩手前でも 「罰せられない」 というアリバイが成り立つ。 



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