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汚染水と東電の破たん処理              [おかしな帝王学]


 参院選前から言われてきた汚染水流出の問題が、参院選(平成二十五年七月)の投票が済んだ翌日、満を持したかのように東電より公表された。  このえげつなさ。

 もとよりこの問題は、熊取六人衆の生き残り、小出裕章氏らによって震災直後から言われていた。 遮水壁を造り汚染水を閉じ込めろと。 場当たり的な対応に終始し、再稼働容認の親玉が圧倒的な勝利を参院選でおさめた翌日に、認める。  この東電が、オリンピック招致前のどさくさに紛れて。 当然されるべき破たん処理を免れながら、返済の必要の無い税金を引き出す。  汚染水処理費とは言えないので、研究費だかなんだか、逃げ道を確保した 政府出費 だ。 

 しかもそれでも足りないと、電気料金再値上げだそうだ。 どこまでこの日本ではおかしなことがまかり通るのだろう。  株主と債権者、つまり東電に金を貸しているものの責任を問わずして市井の人々に尻拭いさせるのは、あまりに話がおかしい。  海外に原発を輸出し、しきりと再稼働をしたがる現政権。  まず何よりも先に、東京電力の 破たん処理 があるべきではないか。



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