SSブログ

税とポスト近代              [天成人後]


 消費税の増税がいわれている。 もう法律も通っているのだから、よほどの事がない限りという状況だ。 口が肥えて、税しか口にしないと言う伏魔殿の役人、それに群がる民間。 この図式が何も日本だけの問題では無くて、白人、西洋、ヨーロパの、歴史的に見れば中心に居ると思われる ギリシャ で問題が表面化したことを受け、この問題はポスト近代の入り口において、実は最大の問題なのではないかと思われる。

 税、公金と呼ばれる、広く薄く徴収された結果、巨額となる。近代において最大価値、もしくは唯一の価値とされた。 経済、お金の問題である。 軍備も お金 で買える、文化もお金が育てる。 経済が至上のものとなった時代、近代の最後に。 国、公というものが扱う金について、とことん考えて行けば、人類の新たな段階が見えてくるのではないか。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。