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朝鮮戦争と自民党              [天成人後]


 太平洋戦争後、本格的な戦闘になったのは 朝鮮戦争 だった。 連合軍側の戦勝国だが、一党独裁共産主義というのが大きくなり。 朝鮮半島で国境線の綱引きを、やった。 1950 年 、昭和二十五年に勃発し、1953 年 昭和二十八年に休戦となる。 結果 残ったのが現在の三十八度線、板門店。 北の将軍様の北朝鮮王朝と、韓国だ。 日本では GHQ マッカーサー政権の後期にかぶり、占領統治が終わる。

 共産圏、東側の雄 ソビエトが核を手に入れた。 核兵器の使用まで検討されたと聞く朝鮮戦争で、それをしなかったアメリカの分別をたたえたい。 人類環境の壊滅シナリオ、その初代は 世界全面核戦争だったから。 ゲーム理論が、見事に機能した例だと思う。

 ソビエトが 日ソ不可侵条約を一方的に破棄して旧満州・中国東北部に侵攻したのは、広島に原爆が落ちて長崎に落ちる寸前である。 ナチスドイツが五月に敗れ、西部戦線を東部に回すことが出来た。 関東軍の牙城に攻め入ったのが、何とも因果だ。 

 朝鮮戦争によって、日本は軍需景気で沸き返った。 米国は、基地を使わせるだけで経済の美味しいところを持って行く日本を、苦々しく思った。 州兵のように使える日本軍があっても、いいはずではないか。 無条件降伏の相手に対しては、少し紳士的過ぎた。 平和憲法のおかげで、警察予備隊からになる。 軍隊を持ち、集団的自衛権の行使をうたった憲法改正をするべきだ。 憲法を改正するには、政治をおさえなければならない。

    1955 年、昭和三十年暮れに結党された自民党の
                  結党当初からの党是は、憲法改正 である。 


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