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 可及的速やかなる脱原発で、どうしてまとまれない。      [おかしな帝王学]


 橋下大阪市長のもとで始まった政党が、原発について何やら焦点のぼやけた話になって来ている。 金輪際、稼働を認めないというようなはっきりした態度を、共産党や社民党以外が何故取れないのか。 とりわけこの時期になって橋下氏は、何故これまでよりも後退する話になったのか。 第三極の中心である日本維新の会に、問い質したい。 先ほど、企業団体献金を上限付きで認めるという維新の会の方針変更が伝えられた。 仲間に原子力村から、それに連なるものからの援助を受けている者が居るという、証左ではないのか。

 これほど世論がはっきりしているものを、何十年も先の話にすり替えたり、どうとでも後で言い逃れが効くようにふにゃふにゃ歯切れの悪い政党は、おかしい。 第三極は、可及的速やかなる脱原発でまとまれば、容易に第二極となるだろう。


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