SSブログ

維新と捕鯨、ポスト近代。              [文化の日]


 維新のきっかけが、当時 捕鯨を積極的に行っていた米国が日本を物資の供給基地として求めた為、という説がある。 広い太平洋を遥々来たら、食糧やら何やら、その補給の為の基地を手に入れれば、行ける距離が倍になる。 とうとうそれが太平洋の西の端、日本まで来て明治維新が始まったという訳だ。 機械油と灯油(ランプの明かり)に用いる鯨油を好きに手に入れる為だけに、捕鯨が行われていたと聞く。 ヒゲがコルセットになどという話もあるが、彼らの大好きなはずの肉はすべて捨てている。 一方、伝統的な日本の捕鯨文化は、クジラの体中を利用し尽くす徹底したものだと聞いている。 この差が、近代の やばさ なのだ。 これは、まぎれもなく西から来ている。

 近代に対して、東からの答えを返す。 これが我が日本に与えられた、役目である。 人類、地球、世界といったところに帰属意識を持って、一度 近代というものを総括し。 ポスト近代に向かう。 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。