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言ってる事を聞くな、やってる事を見ろ。 ----- 消費増税と自民党  [天成人後]


 与野党を超えて圧倒的多数を誇る、民主、自民、公明の三党が合意して通そうとする 消費増税法案。 将来世代にツケを残さない為に、一刻も早く成立させなければならないとして。 民主党第三代の野田総理が、このような挙に出てまでも政治生命を賭けてやり抜こうとする姿勢に、まんまと乗せられた国民も多いのではないか。 

 野田総理とは、官僚機構、霞ヶ関の操り人形なのであろう。 軽い意識障害を起こされているらしく、見えない官僚機構というばけものの意向を、自分の考えのようにお述べになる。 長いものに巻かれるのが、日本人の誇りといったいどのように結びつくのか。

 自民党は解散時期を理由に、この国をつまりは国民を救うとしていた 消費増税法案 に賛成しかねるという。 「 さすが戦後五十年以上に渡って政権を担っていた、我らが自民党! この国難において、消費増税のような最重要法案にはこれまでのわだかまりを超えて協力する。 」 こんな礼賛をしていた一部の国民、とりわけ大メディアが哀れだ。

 自民党とは、しょせんこんなものなのであり。 官僚機構に全て丸投げし、利害調整や謝り役に徹する現民主政権の本家である。 ここ数日の政治の動きは、消費増税法案がそれほど重要なものではないという、何よりもの証左と感じる。


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