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組織を憎んで、人を憎まず              [天成人後]


 人が居るから存在する、あらゆる組織が。 ブラックボックスになって、ひとつの人格になる。 これは企業ロゴや、所有する物財によって存在を伝えてくるが。 本体は、Organization 格 というべき見えない人格だ。 広義の法人格と言っていい。 この人格を御するには法しかないから、法人格なのだと思う。  

 組織の理屈で出世するとは、換言すれば人事が組織に牛耳られているということであり。 これを人の手に取り戻さなければならない。 組織を構成する個人のみならず、社会を構成する人々から見てもおかしくない組織の在り方が、これからの公正な社会の礎と考える。 組織に人が操られてはならない。 公であればなおさらの事だ。

 組織の理屈で出世し、組織の理屈でおかしな事を巧妙にやる。 日本のエリートだ。 彼らは悪くもない、彼らをそこにつける人事が悪いのだ。 彼らは組織の奴隷になり、がん細胞の司令塔を優秀な頭脳で的確にこなす。 不謹慎ながら、オウムにマインドコントロールされた高学歴エリートを思い出す。


参照:
《 官僚機構の奴隷、役人 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-25-2


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