たとえば鎖国 [おかしな帝王学]
冷戦とはある意味、東西の鎖国戦争だったと言えるだろう。 共産主義陣営と資本主義陣営という意味での、東西だ。 ドンパチやることなく、睨み合って譲らない。
いまだ数々の脅威が存在し、それに対する抑止力としてまだまだ軍備が必要とする先進国だが。 いっそのこと鎖国して、世界的に冷戦に入ったらどうだろう。 技術も物資も、他の国には渡さないのだ。 縄文時代でも石器の材料としての黒曜石が、はるかな距離を経て取引されていたと聞くが。 石油あたりがそれに相当する物資として、かろうじて取引されるだろうか。
世界的に紛争が多発する時代より、世界的に冷戦鎖国状態の時代がよほど好ましい。 世界中が北朝鮮になる前に、みな軍備を削り出すだろう。 なんなら鎖国も辞さず、の心構えで行けば。 日本はすでに、世界最強の国家ではないのか。
参照:
《 なんなら鎖国 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-11-10
《 必要な貿易 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-10-24
2012-05-02 21:04