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有史以来の、素粒子論と地震学              [文化の日]


 有史、という言い方がある。 世界的に見ても数千年、日本は二千年足らずの事だ。 人がその外的世界に作り出した最大の発明と言っていい、文字。 これにより書き記す、という事がはじまってからの年数をいう。 

 人の外側に広がる世界、自然界には。 下手をすれば一秒間に数兆回も起こるような現象もあれば、万年単位の現象もある。 我々の外側に広がっている世界を見極めると言うことでは、地震などは最もやっかいなものだろう。 日本の歴史二千年のうちでも、何回かしか起こっていない地震。 これに、西暦2011年の日本は襲われた。

 二十世紀初頭にはすでにあった素粒子論と、現在の地震についての科学的知見の差を思わずにいられない。 いくらでも現象を確認できるものと、千年単位に一度のものとを一緒にしてはいけない。 この二つの交差点が、福島原発事故だった。 これがこの日本で現代 起こったということは、明らかに天からのメッセージである。 



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