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プライドではなく、誇り              [苔の生すまで]


 ブランド品をひけらかすようなプライドでなく、本当の 誇り というものを、日本人はいまこそ世界中に示すべきだ。 この虚栄心とほぼイコールなプライドというやつと、たっとぶべき 誇り というのは、人の心の似たようなところをいい気持ちにさせるらしい。 

 自分より明らかに年齢的にも身体条件的にも体力が劣るという人を見かけたら席を譲る。 銭金でなく、おかしな事はおかしいと言える。 いくつになっても知ろうとし、分かろうとし続ける。 これらを実践することが、誇りだ。 それが実践されているかどうかは、あなたしか知らない。 

 誇り の代わりに安易な プライド というやつで、心の 安寧 を得ることなかれ。 日本人すべてがその 誇り にしたがって行動すれば、世界は、人類社会は、変わっていくかもしれない。



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