SSブログ

宇宙から観た、ベトナム戦争 - アポロ計画              [文化の日]


 文明が起これば、やがて移動手段を開発し。 球体というこの世の究極の姿で空間に漂う、天体から。 別の天体に到達すると言う、大航海時代に起こったベクトルがたどり着いた時が。 文明の転換点なのではないかと思う。 

 これが、地球に興った人類文明においては 1969年。 昭和で言えば、44年の事だった。 ここに来て、文明は初めてその帰属意識を、人類、もしくは地球、世界に広げる。 

 それを憑かれたように行ったのが、あの米国だったというのが何とも因果に思う。 ベトナム戦争を宇宙から観るつもりが、みんなに宇宙からベトナム戦争をみる機会を与えた。 

 重力という、現代最先端の物理でも扱いあぐねているように見える、この世の根源的しばりを振り切る、月面到達。 西洋近代文明の偉大な到達点と、素直に称えたい。 


参照:
《 アポロ計画というモニュメント 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2010-04-07
《 勝てない戦争 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2008-08-09-1
《 重層的な帰属意識 》
http://okashina-teiougaku.blog.so-net.ne.jp/2011-05-01


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。