SSブログ

車内にとどまれという、参謀本部              [おかしな帝王学]


 JR北海道の特急脱線炎上事故(2011.5.27)。 トンネル内で炎上、立ち往生した。 事故当時 乗客の中年男性が、「若い人が列車から降り出したからみんな続いて脱出して助かったけど、JRの指示通り列車内にとどまってたら今頃みんな蒸し焼きになって死んでた」 と話していた記憶がある。 

 今日(5.31)になり、車両内にとどまれと指示していたのは運転指令で、現場の車掌は乗客を車内にとどめるべきでないと訴えていたらしいことが伝わってきた。 弾の届かないところで机上の空論を繰り返していた、戦中の参謀や軍令を思い出してしまう。 前線・現場の命がどうでもよくなる、忌むべき おかみ 根性だ。

 JRの前身は 日本国有鉄道。 前述した通り、旧国鉄、電力会社、ガス会社、旧・専売公社系、、、これらは国が経営してなくともれっきとした、おかみマターである。 JR西日本による福知山線事故を思う。 そして今回の東京電力による福島原発事故を思う。 どこにどんなおかしな事が隠れていても、不思議はないと思う。 あのおぞましい旧日本軍の、つまり軍部官僚機構の亡霊が。 こんな形でいまは経済をむさぼりながら、実は生きながらえている。 東電しかり、JRしかり。 霞ヶ関、もちろんしかり。 みなこれにとり憑かれている。 これを、退治すべし。



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。