見上げた 官僚 #2 [友人への手紙]
今日、古賀茂明という現役官僚が、自然・再生可能エネルギーの発展を電力会社がいかに妨害してきたかを語っていました。 彼は、経産省の現役キャリアでありながら官僚機構にとっては不利な発言をしたおかげで、官房付という閑職に追いやられ、かなりの月日になります。 人事で、彼は役人を辞めるかどうかのところまで追い込まれています。
彼自身の強さと、市井の人々が彼を見つめる視線で、彼は踏みとどまっているようです。 昨日お話した、出世をしてない官僚に期待する、モデルになるような人物かと思っています。 何が何でもこうして行きたいと、国民が腹をくくれば。 どうにでも変わりうると、あおられている様に感じました。 自然環境とも調和する文明を、まるで粘菌のように日本人がまとまってまっすぐ目指したら、どんなに誇らしいことかと思います。
May 15th , 2011
2011-05-15 20:17