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 鉄腕アトムとウランちゃん              [箱根アフロディーテ]


 戦後の高度成長期に登場し、子供たちに圧倒的な人気をはくしていた 「鉄腕アトム」。 アトムの名前の由来は、彼が原子力をそのエネルギー源としていたからだ。 そして妹は、「ウランちゃん」。 このネーミングひとつを見ても、原子力が当時どれだけ肯定的なイメージでとらえられていたか分かる。 未来、科学という言葉に、みな酔っていた。

 鉄腕アトムの時代は、そのまま日本の原子力開発の時代とダブる。 いまの環境問題のはしりである公害がちらほら問題になっていたものの、みな 科学 技術 工業 の発展が、人間の未来を明るく照らすと信じて疑っていなかった。 夢の超特急・新幹線が開通し、東京オリンピックが開催され、1969年に向かって人類と科学テクノロジーの蜜月期、まっ盛りだ。 


 
注釈: 手塚治虫 について
 手塚治虫が素晴らしい漫画家であることは、誰もが知っている。 少年期にアトムを見て、原子力ではなくロボット研究に進んだ者も多いと聞く。 その他の作品にも彼の思想性、哲学が感じられ、日本漫画の偉大な第一人者という評価はいささかも変わらない。 
 個人的には、彼の創り出した 「ヒョウタンツギ」 というキャラクターが大好きだ。 よく授業のノートいっぱいに、増殖し続けるヒョウタンツギを落書きした。 これはいま、我々のかけがえのない血税が流れる太い血管にヒルのように吸い付いて増殖し続け、ぶどうの房のようになった無駄な税金と仕事の流れのイメージにもなっている。 




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