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 そのどうしようもない議会しかない、国政              [友人への手紙]



 名古屋市の河村市長は、議会と激しく対立していますね。
曰く、議員はみな世襲で家業 (稼業) になってしまい、政党のもとに徒党を組んで団体戦だわこりゃ。……と出るは出るはの議会批判なのですが、ふと振り返れば肝心な国政の方にはその議会しか無い。 議会の多数派から首相を出す訳で、首相もまた議員であります。 

 遅々として進まぬ現状、この閉塞感は、ここら辺にも構造的理由があるのかと思い至ります。 選挙、政党、世襲といったところがもっと問われるべきなのだと思います。 それもこれも「法」とその運用。 法治国家においては立法府、つまりは国会の責任は限りなく重い。 


                      Feb. 8th , 2011




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