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ハサミと中国は、使いよう。


 国と国が、武力、軍事力で雌雄を決する。 そんな時代はあの第二次世界大戦で終わったのだと、そう薄々感じている人は、世界規模のレベルで見ても少なくないはずだ。 しかしそれがなかなかやめられない。 脅威、というものが未だに在るからだ。 

 害獣駆除の組織と話した時に、この人達は本当にその害虫・害獣を駆除し尽くすという気持ちがあるのか疑いを感じた事がある。 その組織の経済活動という事だけに見方を絞れば、確かにあまり徹底的にやって害虫・害獣、すなわち脅威が減り、仕事がなくなるのも考えものだ。 客から受け取っている金額に見合った、まあ気にはならなくなりました、といった程度に駆除するというのが実際なのかと思った。

 さて先の尖閣・漁船体当たり事件では中国の勝ちと思いきや、国際世論においては中国の評判が下がる事態になっているらしい。 ノーベル平和賞で受けた印象そのままの話であるようだ。 そして日本では、普天間問題であれほど問題にされた在日米軍の存在だが、東シナ海の中国の行動など、日米関係をより強固なものにしてなどと思いやり予算も満額回答のようで。 米国だけは無傷でいいところを持って行ったように思われる。 暴れん坊の中国というのは、そう悪くもないようだ。 



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