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 フロン           [友人への手紙]



 フロンの記事を新聞で見た時期ですが、80年代初頭だったと思います。 その仮説扱いされたせいぜい十行ほどの小さな記事を目にして、すぐに陳列棚のスプレー缶を確かめに行った近くのスーパーは、80年から住み始めたところのものだからです。 店中のスプレーひとつ残らず、みなフロンだったショックとともに記憶しています。
 いずれ、周りは誰もそんな事 気にも留めていない時代である事は、確かです。
 
 「エコ」 というキーワードが商売になる、そんな胡散臭さを感じはしますが。 少なくともスプレー缶からはフロンが消えた事は、大衆の意識がそこまで来たと言っていいのだと、嬉しく思います。 

 大気組成の問題で真打ちは実はCO2のようですね。 こちらはフロンのようには行かない。 全ての文明的活動に関わっていますからね。 
                        
                              March 3rd , 2010



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