SSブログ

次期政権のテーマ              [おかしな帝王学]


 政権公約 というものを余りに蔑(ないがし)ろにして来た。 
 空手形 といった意味にまでこの言葉は貶められた。 
 だから マニフェスト というものが出てきた。 

 自分たちとその仲間の都合に従うのが筋であるとばかりに振舞ってはばからない連中に対しては、選挙の度に結果どこまで出来たか?をしっかりと検証しなければ、またこの言葉も貶められ同じ事になる。 自公政権のこの4年間は、どうだっただろうか。

 このマニフェストというやつは、言い逃れしにくくする為だろう、具体的な内容でとにかく細かい。 マニフェストに限らないが、自民党については「やります」ではなく、証明できる形で「やりました」とならなければ、大変失礼ながら聞いても無駄に思える。
 
 問題は民主党のマニフェストである。 こちらも印象での話しなので恐縮だが、とても細かい。 これらの上に、テーマとして 「官僚機構の統御」 を大きく掲げて欲しい。 4年間で統御が成し得るか、これは容易な事ではないと思われる、が とにかく鎧(よろい)のように覆いつくして守る現与党を引き剥がし、塞ぎようのないでかい風穴を官僚機構のどてっぱらに開ける事。 その為の法律をどんどん通す事。  この特命政権であると認識してもらいたい。


追記:  2012.11.15
非常に残念な事ながら、民主党政権は霞ヶ関・官僚機構、とりわけ財務省に平定された。 あろうことか自公との三党合意で、マニフェストと真逆の 消費増税法案 だけを通した。 民・自・公による、官僚機構の思うままの政治が続いている。



共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。