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世襲後継候補の仕事          [近過去]


 引退して息子を後継候補として出馬させる自民派閥の領袖、津島氏の発言。

 『 今の赤字財政が持っているというのは、やっぱりそれをまかなう為のお金を国に貸してくれる人が居る。 資金的な余裕と言うと語弊が有りますけどね、「あれ」 がある。 であればそれを借金でなくてちゃんと出して頂く、というやり方があり得る。』

 つまりは 1400兆 とも言われる国民の貯蓄でもって、国家財政の赤字を相殺すればいいだろうという事と聞き受けた。 この やり方 を官僚と練り上げ、その為の法案を通すのが彼らの 「仕事」 である。

 津島氏は、自分の政治信条を一番理解している人に後を継いでもらいたい、と言って はた目には不透明な選考を経て息子を立てた。 やや思惑が狂い、今のところ自民党公認が得られないようだが、青森県連は支持するという事。 当選すれば何食わぬ顔をして自民党議員 となるのだろう。 そしてこの 「仕事」 を継ぐのである、政権交代が成されなければ。



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