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人集まれど 踊らず     於:国立競技場


自民と東の騒ぎ。

 たけし本人が言っていた通りに、そんな申し出があったなら「総裁に」とでも答えておけば、内心ムッとしながらも表向き苦笑を浮かべ 自然消滅するはずの話だった。 自民党の置かれた現状と、度を越したえげつなさ。なりふり構わず結果、つまりは損得の得だけを追い求める節操の無さ。 ここを軽く見ていたのではないかと思う。 

 日本の政権を54年にも渡って担って来た「自民党」なのだが、もはや現状はこの様なのである。 しゃれのつもりの気の利いた皮肉な「お断り」が、こんな騒ぎになってしまう。 

 東にしても、耳目を集める 「おいしい指数」 が高まれば、敏感に反応してしまう 芸人根性 が出ているような気がする。 ひょうたんから こま ならば、こま で行こうかというスケベな了見もかいま見えた。 しかし、これだけのいわゆる露出があったのに、国民が踊らず、是々非々の精神で自民と東に多くの批判が集中したのは、戦後の日本でも特筆すべき出来事で、民度の向上を少しだけ実感できた気がした。



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